厚生労働省は今夏をめどに、自然に健康になれる持続可能な食環境づくりに取り組む組織を産学官連携で立ち上げる。4月30日に開催した検討会で方針を示した。
自然に健康になれる持続可能な食環境づくりとは、消費者の健康への関心の程度にかかわらず、減塩など健康の保持増進に配慮された食品を選択し、ふだんの食事で利活用しやすくするようにするものだ。
新たに立ち上げる組織への参加を希望する事業者は……
当事者が支援策など提示 ヤングケアラーPT
厚生労働省と文部科学省によるヤングケアラーの支援に向けた福祉・介護・医療・教育の連携プロジェクトチームは4月26日、第3回会合を開催し、当事者・支援者からヒアリングを行った。
ヤングケアラーのコミュニティ運営と啓蒙活動を中心に活動を行っている……

関係団体が支援に関し具体策を提案 障害者部会
社会保障審議会(厚労相の諮問機関)障害者部会は4月23日、地域における障害者支援、障害児支援、障害者の就労支援などについて、関係9団体からヒアリングを行った。
このうち、地域における障害者支援については……
外国人留学生の就職支援へ 九州初の官学連携
西南学院大学・福岡大学とハローワーク福岡中央は、九州地区で初めてとなるとなる外国人留学生の就職支援のための連携協定を締結した。全国では4例目。締結式を28日に福岡市で開催する……
キムリア146万円引き下げ 費用対効果評価で
中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)は4月14日、高額の白血病治療薬「キムリア」の薬価を7月から約146万円引き下げ、約3264万円とする厚労省案を承認した……
中2の5.7%がヤングケアラー 厚労省調査
厚生労働省による全国の中学・高校生を対象に実施したヤングケアラーに関する調査で、公立中学2年生の5.7%、全日制高校2年生の4.1%が家族の世話をしていることが分かった。家族の世話をしている生徒は、していない生徒に比べ、健康状態が良くなく、学校生活に支障が生じていることも明らかになった。
今回が初となる調査は、全国の中学・全日制高校の2年生、定時制高校2年生相当、通信制高校性を対象に、昨年12月から今年2月にかけて行い……

外国人雇用で支援機関からヒアリング 厚労省
厚生労働省の外国人雇用対策のあり方に関する検討会は4月12日、新型コロナの影響で困窮する外国人失業者を支援するためのハローワークの対応に関連して、支援活動を実施しているNPO法人と企業からヒアリングを行った……

20年の自殺者数が11年ぶり増加 厚労省など
厚生労働省と警察庁がまとめた2020年の自殺者数は2万1081人で、前年に比べ912人(4.5%)増となり、11年ぶりに前年を上回った。男性は11年連続で減少したものの、女性は2年ぶりに増加した。男性の自殺者数は女性の2倍となっている。
月別では、2~6月は前年を下回ったものの、7~12月は前年を上回った。自殺の要因は複合的なものだが、新型コロナウイルス感染症拡大の……
産学官が連携し減塩への取り組み推進 厚労省
厚生労働省の「自然に健康になれる持続可能な食環境づくりの推進に向けた検討会」は3月29日、第2回会合を開催し、栄養・環境の2つの側面で論点整理を行った。
栄養面では、全世代を通じて食塩の多様接種が健康の最大のリスク要因になっているが、塩分摂取や食生活の改善に関心がない消費者もいることから……

マイナンバーカード保険証利用 本格運用先送り
厚生労働省は3月26日、マイナンバーカードを健康保険証として利用するシステムについて、本格運用の開始時期を当初の3月から10月に変更した。同日開催した社会保障審議会医療保険部会に、変更したスケジュールを提示した。
本格運用は「骨太の方針2019」で3月から運用するとしていた。しかし、医療機関・薬局では、新型コロナの影響によるシステム改修の遅れ、世界的な半導体不足によるパソコン調達の遅れ、一部カードリーダーメーカーの生産遅れなどで……
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