厚生労働省が5月14日に発表した第8期(2021~23年度)の65歳以上の介護保険料は、全国平均で月額6014円となり、2000年度にスタートした介護保険制度で初めて6000円を超えた。
第7期(18~20年度)の5869円から145円(2.5%)増加。第1期(2000~02年度)の2911円と比べると約2倍となった。
最も高いのは東京青ケ島村村の9800円、次いで秋田県五城目町の8300円、福島県葛尾村の8200円。最も安いのは北海道音威子府村と群馬県草津町の3300円、次いで東京都小笠原村の3374円となっている。
全国的には5501円以上~6000円以下が488自治体で全体の31.1%を占めた。また、第7期から保険料を引き上げた自治体数は、全体の48.6%を占める763だった。据え置いた自治体は36.2%の569、引き下げた自治体は15.2%の239あった。