〈【高橋眞生】続・地域と歩む訪問薬剤師〉の記事一覧
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第3回 テレワークがもたらした 在宅介護への意外な影響

■薬剤師の業務もオンライン化が進む
 今年9月1日、改正医薬品医療機器等法(薬機法)が施行されました。薬局・薬剤師関係では、服薬期間中のフォロー義務化とオンライン(OL)服薬指導がスタートしました。
 フォロー義務化では、必要に応じて投薬後も含めた患者の服薬フォローを実施することになります。それにより新たに服薬指導などの内容を記録することも義務付けられました。OL服薬指導に関しては現在特例として「0410対応*」による電話・OL服薬指導が行われていますが、新型コロナウイルス感染症が収束するまでは、改正薬機法に基づくOL服薬指導と0410対応が併存することになります。
 これに先立ち4月1日に診療報酬改定があり、そのなかに在宅関連として……

第2回 腹立たしいうがい薬騒動、在宅患者にしわ寄せ

 在宅患者様の疾患はさまざまです。現在、私たち薬局で関わる患者様の疾患は、個人在宅を受け持っている場合、どこでも大差はないと思いますが、関わり方は病態により変わってくるのではないでしょうか。関わる期間も、短期間の方も長期間の方もさまざまです。
■自宅に閉じこもりテレビ報道に一喜一憂
 短期間の方には、頻回に深く関わることが多い傾向があります。長期にわたる疾患ですと、おつきあいが十数年にわたる方もおられ、安定していれば、今までは月に2回の訪問診療のあと処方がでて、私たちが訪問していました。コロナの影響で医師の訪問も1回になり、お薬もまとめて1カ月分をお届けし、その後に電話での服薬指導となっています。
 新型コロナ感染の拡大から半年がたちましたが、いまだ終息のめどさえたっていません。第2波と思われる時期と人が移動する時期が重なり、感染が拡大しないか心配しています。そのことは在宅患者様でも同様で、ほぼ半年近く、自宅から一歩も外に出ていないご家族もいらっしゃいます。とくに高齢の夫婦2人で暮らしている方の中には……

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第1回 新型コロナから患者様とスタッフを守れ

 薬剤師として在宅訪問を長年続けています。今回のCOVID19(新型コロナウィルス感染症)の出来事は、今までの経験では対応できない大きな課題と受け止め、その時々の新たな情報をふまえながらも、薬剤師としてすべきことはなにかという理念に基づき、対応策を模索しながら行動しています。

 COVID19は2019年12月8日に中華人民共和国湖北省武漢市で最初の肺炎患者が発症したとされ、やがてその原因が新型コロナウイルスと判明しました。日本国内においても、2020年1月14日に新型コロナウイルスに関連した肺炎患者1例の発生が報告されました。ただ私はこの時点では、日本ではなく中国の出来事で、それほど大きな問題とはとらえていませんでしたし……

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