Magic Shields(静岡県浜松市)は、昨年10月に発売した離床センサーに衝撃吸収性と歩行快適性のあるベッドサイドマットが1つになった新製品「ころやわマットセンサー」無線タイプの発信機の位置を変更してより壊れにくくなったと発表した。

改良前(左)と改良後
ころやわマットセンサーは患者‧利用者の離床を、内蔵したセンサーシートとナースコールとの連携により重量がかかることで報知して予防する。
いすやベッドからの転落、車いすへの移乗、歩行からの転倒時などには大きく沈み込み、大腿骨の骨折リスクを軽減。転倒時にはフローリングに対して約半分に衝撃を抑え、骨粗鬆症の大腿骨骨折の目安荷重(221kgf)を下回る。
歩行時のかかとやつま先、杖‧車いす使用時の沈み込みが少なく、凹まない硬さで、歩行時・車いす移動時の快適性を実現した。厚さは1.2cmなので、歩行時もつまずきにくい。
継ぎ目が無く、カーペットやラグのように丸めて持ち運びや保管ができ、患者‧利用者の病棟移動の際や倉庫からの持ち出しも簡単。食べこぼしやポータブルトイレ利用時などの水分を含んだ汚れも落としやすく、衛生的に利用できる。
多床室や個室など、ベッドサイドのスペースに対応する2サイズを用意。多床室にはMサイズ、個室にはLサイズが向いている。