エネルギーAI企業インフォメティス連結子会社のインフォメティス・ヨーロッパは、ロンドンの自治体で実施された高齢者向け見守り実証で、同社のAI電力データ解析技術が生活行動の変化検知に有効であるとの評価を受けたことを発表した。
電力データから生活行動を解析する同社のNILM技術が、プライバシーを損なうことなく高齢者の生活変化を把握できる点が評価された。
実証は英国の自治体であるレッドブリッジ・ロンドン自治区の3つの高齢者介護施設で12カ月間実施され、結果が公式ページで公表された。
同自治区は英国政府の「介護・福祉サービス技術基金」の支援を受け、IoTやAIを活用した「生活見守りケア」を通じ、高齢者の生活機能低下を未然に把握、予防するなど、高齢者がより安全かつ自立して暮らせる環境を構築し、介護現場の負担を軽減する先進的な取り組みを推進している。
実証では電力データAI技術により高齢者の生活行動の変化を早期把握できたこと、自立度の高い高齢者に特に有効であること、81%が介護品質向上に寄与し60%が個別ケア調整に有用と回答したことが示された。
インフォメティスとインフォメティス・ヨーロッパはこの評価を踏まえ、欧州で生活見守りケア・ソリューションの展開を進めていく予定だ。