〈医療と介護2040 管理者02〉の記事一覧
ONSの継続摂取でデイの利用率が向上 ネスレ

ONSの継続摂取でデイの利用率が向上 ネスレ

 ネスレヘルスサイエンスカンパニー(神戸市)は、経口栄養補助食品(ONS)を活用すると、通常の介護に比べデイサービス利用者1人当たりの利用期間が15カ月間増加し、総売り上げに相当するLife Time Value(顧客生涯価値)が99万7500円増加するとの推計結果を発表した。
 
 12月7~8日に神戸商工会議所会館で開催された「日本デイケア学会第29回年次大会兵庫大会」で発表した。
 
 デイサービスの半数近くは赤字で、利用率の低下が赤字の一因であると報告されている。同社の研究結果から、デイサービスを利用する高齢者の27.2%が…

手指リハビリ支援システムで共同特許 SACRA

手指リハビリ支援システムで共同特許 SACRA

 桜十字グループの先端リハビリテーションセンターSACRA(サクラ)が脳卒中や脊髄損傷などによる手指の麻痺を改善することを目的に、北九州市立大学と共同開発した「手指リハビリテーション支援システムNarem(ナレム)」が共同特許を取得した。
 
 ナレムは従来の手指リハビリ法とはまったく異なり、動く方の手指の動作を「LEAP MOTION」で取得し、システムが関節ごとの細微な動作を解析して左右対称に動きをコピー、空圧制御グローブが瞬時に動きを再現するというもの。
 
 これにより、動く方の手指と同じ動作を、ほぼ同時に麻痺した手指に行わせることができる。細かな動きを要する手指麻痺は、これまで効果的な治療法が確立されていなかったが、ナレムでは手指特有の関節ごとの細微な動きの再現が可能なため…

「ころやわ」の自宅・介護施設向け新製品を発売

「ころやわ」の自宅・介護施設向け新製品を発売

 Magic Shieldsは骨折予防床「ころやわ」で、設置場所などを選ばない自宅・介護施設向け「ころやわジョイントマット」を発売した。
 
 医療・介護現場で使われることが多いころやわを改良し、自宅・施設内居室向けに開発した。初期費用や工事は必要なく、室内の動線など転倒骨折対策を施したい範囲に合わせて自由に並べることができる。
 
 既存の床面と「ころやわジョイントマット」との段差は…

今後の検討事項を提示 第116回介護保険部会

今後の検討事項を提示 第116回介護保険部会

 12月23日、第116回社会保障審議会介護保険部会が開かれ、「主な検討事項(案)について」「介護保険をめぐる状況について」などが議論された。  同部会が2022年12月に公表した「介護保険制度の見直しに関する意見」をふまえ、今後の検討テーマとして  ①地域包括ケアシステムの推進  ②認知症施策の推進・地域共生社会の実現  ③介護予防・健康づくりの推進...

介護タクシーで高齢者が気軽に外出できる社会へ 予約アプリ「よぶぞー」を提供〔IT FORCE〕🆕

介護タクシーで高齢者が気軽に外出できる社会へ 予約アプリ「よぶぞー」を提供〔IT FORCE〕🆕

 企業向けのシステム開発を行うIT FORCEが2023年3月から提供している、介護タクシー予約アプリ「よぶぞー」の登録者数が5000人を突破した。同社ではこのアプリの利用が広がることで、高齢者が気軽に外出できるようになることを目指している。
 
■開発のポイントは社会貢献とビジネスの両立
 同社は06年に創業し、14年から米セールスフォースのコンサルティングパートナーとして、営業支援や顧客管理など、業務を効率化するシステム「セールスフォース」を国内企業に導入する支援を行っている。
 
 業務の拡大を図るため、20年ごろから陰山光孝社長をはじめ経営陣が今後の方向性を検討したところ、蓄積したデジタルやITの技術を活用して社会に貢献していくことが、結果的に企業の発展につながるのではないかとの結論に達し、社会課題に挑戦していくことになった。
 
 介護タクシーに着目したのは「そのころドライバー不足と、団塊の世代が後期高齢者になるという課題がメディアを賑わせており…

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「認知症ケア支援VR」の販売を開始 FACEDUO

「認知症ケア支援VR」の販売を開始 FACEDUO

 ジョリーグッド(東京都中央区)は大塚製薬との共同事業である「FACEDUO(フェイスデュオ)」のVRトレーニングプログラム「認知症ケア支援VR」の販売を開始した。  認知症ケア支援VRは認知症の人の家族や介護職員をはじめとする介護者が、認知症の人の気持ちや行動の背景を知り、具体的な対応を学ぶための専門医監修のプログラム。...

情報二次利用など議論 第115回介護保険部会

情報二次利用など議論 第115回介護保険部会

 12月10日、第115回社会保障審議会介護保険部会が開かれ、「医療等情報の二次利用に係る現状と今後の対応方針について」「要介護認定の認定審査期間について」「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会の中間整理について」などが議論された。
 
 現在、医療DXが推進され、「全国医療情報プラットフォーム」の構築や電子カルテ導入、電子カルテ情報の標準化などが掲げられている。得られた情報については「医療介護の公的データベースの利活用を促進するとともに、研究者、企業等が質の高いデータを安全かつ効率的に利活用できる基盤を構築する」(骨太の方針2024)など、実用化に向けた議論が各所で行われている。
 
 医療・介護関係のデータベース、現行ではNDB・介護DB・DPCDB・障害福祉DB・予防接種DB…ジャンル別にと独立している。これらをクラウド上の…

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