24年の出生数72万人で過去最少 前年比5%減🆕

2025年 2月 28日

 厚生労働省の人口動態統計速報によると、2024年に生まれた子どもの数(外国人を含む出生数)は、72万988人で過去最少となった。9年連続の減少で、前年に比べ3万7643人(5.0%)のマイナスとなった。

 一方、死亡数は161万8684人で過去最多。4年連続で増加し、同2万8181人(1.8%)のプラス。この結果、死亡数から出生数を引いた自然増減数は89万7696人で、過去最大の減少となった。18年連続のマイナスで、同6万5824人減った。

 出生数については、国立社会保障・人口問題研究所の2023年推計のうち、出生低位推計(69万人)に近く、このままの状況が続けば、2040年には出生数が60万人を下回る見込みとなっている。

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