エス・エム・エスの介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」のタブレット導入台数が3万台を突破した。
カイポケはICT活用による業務効率化や財務改善など、介護事業者の経営改善に役立つサービスを提供するクラウドサービス。
介護事業所運営に必要な記録や介護保険請求に関する業務支援機能、勤怠、求人、会計、ファクタリングサービス、各種備品調達、スマートフォンレンタルサービス、介護業界向けM&Aサービスなど、介護事業者の経営を支援する40以上のサービス・機能を提供する。
その1つが、今回導入台数が3万台を突破したタブレットで、介護現場で使用することで、記録や情報共有などの業務効率化、働き方改革が可能になる。
サービスの提供対象となるのは、居宅介護支援事業所、通所介護事業所、訪問介護事業所、訪問看護事業所、通所リハビリテーション、サービス付高齢者住宅/在宅型有料老人ホーム、障害児通所支援事業所、福祉用具貸与・特定福祉用具販売など。
例えば、居宅介護支援事業所では、外出中でもケアプラン作成や支援経過が入力でき、パソコンに連動。利用者ごとに担当者会議やモニタリングの予定が登録できるので、スケジュール管理も行える。
通所介護事業所の場合、サービス提供中にタブレットから利用実績のデータを入力すると、カイポケにそのまま記録され、介護保険請求などにも連動する。複数のタブレットから利用者の状況を確認することができる。
訪問看護事業所については、訪問先で利用実績のデータを入力すると、カイポケに記録され、介護保険請求などにも連動。タブレットで利用者状況が確認できるため、看護師は直行直帰が可能となる。
レンタル料金は1事業所につき1台目は無料、2台目以降は3000円/月額(税別)。ただし、一部サービスは無料レンタル対象外となっている。