ZIPCARE(東京都千代田区)は9月19日、次世代型見守り機器「まもる~のSHIP」(施設向け)と「まもる~のONE」(在宅向け)を発売した。
新製品はアプリ経由で通信を行うため、どこにいてもスマートフォンで通知ができるようになった。
まもる~のSHIPは、利用者のベッドに設置することで、睡眠やバイタル(脈拍・呼吸)、離床、居室内環境(温度・湿度・照度・気圧)を的確にとらえて通知する。
通知内容は利用者の自立度やライフスタイルに合わせてカスタマイズできる。スタッフが居室を訪れなくても、利用者の異変を察知し、リアルタイムに必要な情報だけを知らせる。
パソコンで確認することで施設全体の安否確認を一目で行うことができるため、巡回などの介護業務の最適化を実現した。
蓄積された利用者のデータを基にそれぞれの特性を分析し、ケアに活かしたり、人手の足りない夜間帯の業務負担の軽減に役立つ。
一方、まもる~のONEは、在宅でも「まもる~の」を利用したいという声から生まれた。睡眠やバイタルなどの情報を遠方に住む家族のスマートフォンやパソコンに通知する。
LINEのグループチャットに通知することも可能。オプションで駆け付け代行サービスをつけることもできる。