厚生労働省の2022年国民生活基礎調査よると、65歳以上の高齢者世帯は1693万1000世帯で全世帯の31.2%を占めた。
このうち単独世帯が873万世帯で、全体の 51.6%と半数以上を占め、夫婦のみの世帯は756万2000世帯(同 44.7%)だった。高齢者の単独世帯が5割を超えたのは、1995年の第4回調査以降初めて。
単独世帯のうち男性は35.9%、女性は64.1%となっている。性別に年齢構成をみると、男性は70~74歳が 28.7%、女は85 歳以上が 24.1%で最も多くなっている。
一方、18歳未満の児童がいる「子育て世帯」は991万7000世帯で、調査を開始した1986年以降、初めて1000万世帯を下回った。全世帯に占める割合も18.3%で、20%割れとなっている。