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交換時の痛みを軽減する胃瘻カテーテル発売

交換時の痛みを軽減する胃瘻カテーテル発売

 SBカワスミは交換用胃瘻カテーテル「イディアルボタンZERO」を開発し、6月30日からオリンパスマーケティングを通じて全国の医療機関に販売する。
 
 胃瘻カテーテルは胃瘻に付けたままにして胃に直接栄養剤などを投与するチューブで、定期的な交換が必要となる。
 
 交換用胃瘻カテーテルにはバンパー型とバルーン型の2種類がある。バンパー型はカテーテルが抜けにくく交換までの期間が長い一方、交換時に多少の痛みが伴うため…

第7回 保険者システム開発と市民への説明

第7回 保険者システム開発と市民への説明

 1998年度(平成10年度)は、介護認定モデル事業(高齢者介護サービス体制整備支援事業)以外にも重要な準備作業が次々と行われる。同年度前半には、保険者向けの「介護保険事務処理システム」(保険者システム)開発が始まった。
 
■多摩地域の保険者が共同開発
 モデル事業で問題点を指摘した一次判定ソフトは、厚生省が開発して各保険者、すなわち全国の市町村に提供されたわけですが、保険者の業務はもちろん要介護認定だけではありません。

 保険料の賦課徴収やサービス受給の資格管理といった、地味だけど「社会保険」ならではの重要な業務があり、そのためのシステムは保険者が各自導入する必要がありました。
 
 保険者システムについて、武蔵野市は導入にあたり、98年(平成10年)4~5月、3つの方法を検討しました。①市が単独で開発する、②全国共通パッケージソフトを購入する、③A社のシステムを既存システム(国保など)に採用している東京・多摩地域の保険者が合同で共同開発する、の3つです。
 
 ①の単独開発には、市のカスタマイズが容易なメリットがありますが、開発にはコストも時間もかかります。②全国共通パッケージソフトは導入は容易ですが、このシステムに自治体の事務作業を合わせなければならず、武蔵野市の独自性が発揮できません。
 
 けっこう大きなデメリットがあると考えられた①②と比べ、③多摩地域のA社ユーザーによる共同開発であれば、多摩地域共通の事務処理が可能となります。保険料の仮算定など市独自のオプションもつけられるし…

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かかりつけ医機能の強化など議論 中医協

かかりつけ医機能の強化など議論 中医協

 中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)は6月21日、2024年診療報酬・介護報酬同時改定に向け、外来診療における診療報酬上の評価に関する議論を開始した。  この日は厚労省から①かかりつけ医機能の強化や外来機能の明確化・連携、医療DXの推進②生活習慣病対策、外来機能の分化③オンライン診療の適切な評価-という論点が示された。...

認知症基本法が成立 国・自治体の責務を明示

認知症基本法が成立 国・自治体の責務を明示

 認知症基本法が6月14日、参議院本会議で全会一致により可決・成立した。「認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるよう」基本理念を定め、国・自治体の責務を明らかにし、認知症施策の推進に関する計画の策定を定めた。...

医師の長時間勤務の是正進まず 中医協

医師の長時間勤務の是正進まず 中医協

 中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)は6月14日、医師の働き方改革をめぐり議論した。  来年度から施行される医師の時間外労働上限規制に向け、これまで地域医療体制確保加算の創設、手術・処置の休日・時間外・深夜加算の要件の見直し、多様な勤務形態やタスクシェア・タスクシフトの推進などの取り組みが行われてきた。...

第21回 死亡小票分析報告書から見える在宅医療

第21回 死亡小票分析報告書から見える在宅医療

■練馬区が実施する死亡小票分析
 筆者は2020年から東京都練馬区在宅療養推進協議会の会長を務めている。練馬区では、2011年から区民の「看取り死」(死亡診断書が発行された死亡=後述)の状況を分析している。「練馬区死亡小票分析」と呼んでいるが、厚生労働省が実施する人口動態調査の死亡票を区独自に集計・分析したものである。
 
 この2020年の結果について、社会保険旬報のコラム「霞が関と現場の間で」(2022年4月1日号)で「東京都練馬区における『看取り死』の状況」と題し取り上げたことがある。
 
 2020年は新型コロナウイルス感染症の蔓延に見舞われた年であり、これが練馬区における「看取り死」にどのような影響を与えたか、注目に値すると考えたからである。
 
 2023年3月、2021年中に死亡した練馬区民を対象とした2022年度の死亡小票分析が公表されたので、その結果を紹介したい。
 
 その前に、なぜこの死亡小票分析に注目するのかについて説明したい。この死亡小票とは、厚生労働省が実施する人口動態調査の死亡票を練馬区が独自に集計・分析したものであるが、このような取り組みをしているのは、東京都23区では練馬区のみであり…

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第14回 従来型特養の整備がリスクとなる理由

第14回 従来型特養の整備がリスクとなる理由

 新年度に入り、第9期介護保険事業計画の策定が本格化しています。今回は、施設サービスの基盤整備に焦点をあて、「なぜ広域指定の特養整備が、地域サービス基盤の安定化におけるリスクになるのか」について述べたいと思います。
 
■2040年とその先にむけたサービス基盤整備の方向性
 第9期介護保険事業計画策定に向けた「基本指針(案)」の中で、厚生労働省が考え方として最初に言及しているのが「地域の実情に応じたサービス基盤の整備」です。
 
 地域包括ケアシステムの当初の目標年度である2025年が、いよいよ目前に迫っていることもあり、今後の人口動態にあわせたサービス基盤整備が強調されています。
 
 非常に簡単に整理すれば、今後は、介護需要が増加し続ける地域、一定期間増加した後ピークアウトする地域、継続的に需要が減少する地域の3つに整理される中、向こう数十年の需要予測をしながら基盤整備の方針を立てるべきであるということです。
 
 住み慣れた地域を単位とした生活を前提とする以上、今後の介護サービス基盤の整備の主力は地域密着型サービスです。しかし、他方で、特別養護老人ホームなど、従来からある都道府県が指定する施設についても、議会や住民から整備に向けた根強い要望が出ることがあります。
 
 国の基本指針案の中にも「特養など施設の整備に加え」といった記載があり…

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入院中の子どもの付き添いが労力提供型と判明

入院中の子どもの付き添いが労力提供型と判明

 NPO法人キープ・ママ・スマイリング(東京都中央区)が入院中の子どもに付き添った経験のある家族を対象に実施したアンケート調査の結果、ほとんどの人が厚生労働省のルールで本来禁止されている看護師の肩代わりとなる「労力提供型の付き添い」を行っていることが分かった。...

第34回 要介護高齢者の自立を考える

第34回 要介護高齢者の自立を考える

■重度障害者の自立とは
 『異端の福祉』(高浜敏之、幻冬舎メディアコンサルティング)という本に、重い障害をもつ人の自立について考察する一節がある。興味深い考察であり、自立とはどういうことか、改めて考えてみたい。
 
 著者の高浜氏は重度障害者の在宅サービス「重度訪問介護」の事業所を経営する。この事業所は全国展開し、重度障害者の脱施設化に寄与している。当事者は施設を出て地域で、在宅で暮らせるようになってきた。
 
 本書のなかで、自立生活運動の父と呼ばれる米国のエド・ロバーツ氏(1939-1995)が紹介されている。障害者のための組織「自立生活センター(CIL)」を創設したロバーツ氏はポリオの後遺症で四肢不自由となり、人工呼吸器も使用していた。
 
 本書によれば、彼は「できるだけ普通の人間になろうとしてリハビリテーションを受けた」という。その結果、装置を使えば自分ひとりで食事できるようになったが…

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