第6回 高校2年生に社会保障を教える(1)

2021年 4月 13日

 都立日比谷高校では、毎年、卒業生を講師に招き「先輩による授業」(星陵セミナー)を行っている(今年で15回目)。昨年は新型コロナウイルスの蔓延で中止となったが、今年は遠隔方式で3月19日午後に行われ、卒業生20人が講師を務めた。授業を受けるのは同校の2年生であり、生徒は自分が選択する講師の授業を受けるという方式である。
 筆者はこの高校の卒業生であり、3年前から……
【筆者紹介】中村秀一(なかむら・しゅういち)
医療介護福祉政策研究フォーラム理事長、国際医療福祉大学大学院教授。厚生労働省老健局長、社会・援護局長、内閣官房社会保障改革担当室長などを歴任。
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第15回 少子高齢化・人口減少という現代日本の課題🆕

9)何が問題か
 それでは、もっと子ども・子育て支援にもっとお金をかけなくては、ということになります。これは1975年から2019年にかけての児童家族関係費の推移です(図27)。この間、14倍になっています。特に近年の伸びが著しい。
 2010年に急上昇しているのは、民主党政権での子ども手当の導入です。2014年以降は…

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第15回 少子高齢化・人口減少という現代日本の課題②🆕

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 少子化、人口減少についてはこれくらいとして、高齢化の問題に移ります。これも皆さん、耳にタコができるくらい聞かされているのではないかと思います。
 昨年9月の敬老の日にちなんで発表された統計によると、65歳以上の高齢者人口は 3640万人で…

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第15回 少子高齢化・人口減少という現代日本の課題①

 「少子高齢化と人口減少」、これは平成時代の「見えない変化」だと思います。
 今、ロシアがウクライナに侵攻していますが、ソ連が消滅したことに遠因があります。平成の時代の30年間を振り返ると、消費税導入が元年(1989年)4月にありました。同年12月29日(この年の「大納会」)、東京証券取引所の日経平均株価(終値)が…

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第14回 2022年の診療報酬改定(下)――財務省の視線

■プラス改定を否定
 財務省の議論は、予算編成において医療費予算が特別扱いされていることからスタートする。
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