厚生労働省がこのほど公表した人口動態統計速報によると、今年1~6月の出生数は38万4942人で、前年同期に比べ2万87人(5.0%)減少した。
上半期で出生数が40万人を下回るのは2000年以降初めてで、少子化が加速していることを示している。
年間の出生者数が過去最少となる可能性があり、これによる現役世代への社会保険負担の増加など社会・経済への影響が懸念される。
一方、上半期の死亡数は77万7213人で、前年同期に比べ4万8269人(6.6%)増加した。この結果、自然減は39万2271人となっている。
婚姻数は26万5593組で同243組(0.1%)増加している。