パナソニックは昨年発売した見守りシステム「LIFELENS(ライフレンズ)」を活用する「介護業務支援プラットフォーム」に取り組んでいる。同プラットフォームで介護データを効率的に利活用することにより、テクノロジー単体では実現できない介護業務全体としての生産性向上を目指す。
■スマート家電から見守りシステム
パナソニックがLIFELENSを開発した背景には、スマート家電への…
自然な動きを妨げない作業支援用パワードウエア 歩行支援用も開発〔ATOUN〕
ATOUN(奈良市)はセンサーとモーターで作業を支援するパワードウエア「MODEL Y」と「MODEL Y + kote」を販売しているほか、現在、事業化をにらんだ歩行支援用のプロトタイプ「HIMICO」の実証試験を行っている。
作業支援用は製造や物流などを中心に展開しており、介護の現場でも…
自動ラップ式トイレ「ラップポン」 災害避難所・コロナ病棟でも不可欠に〔日本セイフティー〕
仮設資材レンタル大手の日本セイフティーが手掛けるポータブルトイレ「ラップポン」は、水を使わず、臭わず、ウイルスを封じ込めることもできる。介護用途だけでなく、災害時の避難所になくてはならないものとなっており、感染防止の観点から…
シンプルで高性能な見守りシステム発売 使いやすさを追求〔マクニカ〕
電子部品商社のマクニカは2018年にヘルスケア事業を立ち上げ、最初の製品として介護施設向けの次世代見守りシステム「AttnetiveConnect (アテンティブコネクト)」を発売した。同社フィネッセカンパニーの後藤洋平プロダクトマネージャーは……
メディカルとフィットネスを融合したリハビリ 緊急事態宣言下でも提供〔ルネサンス〕
全国でスポーツクラブを運営するルネサンスは、2012年に介護リハビリ事業を開始した。その中核事業であるリハビリに特化したデイサービス「元氣ジム」では、利用者の身体機能低下を防ぐため、緊急事態宣言下でも万全の感染防止対策を施して営業を継続した。
■メディカルとフィットネスを融合
元氣ジムの特徴は……
認知症・フレイル・介護予防トレーニング提供 多彩な内容でプログラムを構成〔MCIリング〕
認知症治療の第一人者である朝田隆・東京医科歯科大学客員教授(筑波大学名誉教授)が代表理事を務め、13企業が参加するMCIリングは、認知症・フレイル・介護を予防するトレーニングの普及を進めている。そのプログラムは運動や脳トレ、音楽など多彩なコンテンツを組み合わせることで、利用者が楽しく、しかも継続できるようになっている。■役立つと評価されるビジネスモデルを
MCIリング設立のきっかけは、朝田代表理事が認知症治療や研究、予防、啓発活動などを通じて関係のあった……
「カイポケ」で介護事業者の経営支援 創業からM&Aまでサポート〔エス・エム・エス〕
エス・エム・エスの介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」を導入した事業所数が、今年1月1日時点で3万件を突破した。介護分野の人材不足が恒常化している中で、ICTを活用したカイポケにより、同社は介護事業者の経営・業務の効率化や働き方改革をサポートしていく。岡田亮一・介護経営支援事業本部本部長に開発の経緯や特徴、導入の効果などを聞いた。
■介護事業者向け経営支援サービスの提供
エス・エム・エスは2003年創業、「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営している。
設立当初は、介護の人手不足解消を目指し……
独居高齢者をセンサーで見守り コロナ禍で問い合わせが急増〔アットシグナル〕
アットシグナル(和歌山市)は独居高齢者の見守りサービス「絆-ONE」を全国で展開している。その特徴は、人感センサーと固定電話回線を使わないインターネットでのデータ転送、コールセンターを組み合わせたシステムであること。コロナ禍では、移動が制限されたことと感染を防ぐため、離れて暮らす高齢者のもとを訪れることができなくなった家族からの問い合わせが急増し、契約に結び付いているという。
■シンプルなシステム
絆-ONEは高齢者の行動を赤外線センサーで感知して、遠方の家族などにデータを送ることで安否を確認するもの。システムは至ってシンプルで……
全世代を支援する認定栄養ケア・ステーションへ〔ヘルシーネットワークつながる〕
認定栄養ケア・ステーションのヘルシーネットワークつながる(東京都日野市)は、全国を対象とする電話栄養相談と、同市を中心とした地域密着栄養サポートを行っている。今年度、市から母子栄養事業を受託したこともあり、高齢者や療養者だけでなく「全世代に栄養サポートのアプローチができること」(ヘルシーネットワークの蒲祥子・管理栄養士)を目標としている。
■電話相談窓口が出発点
認定栄養ケア・ステーションは、地域住民に栄養ケアの支援・指導を行う拠点であり、管理栄養士・栄養士が身近にいることを知ってもらうことも目的としている。病院や診療所、薬局、民間企業などが設置して……
カラオケ技術活用し介護予防 コロナ禍で施設での利用が増加〔第一興商〕
第一興商は業務用カラオケ「DAM」の技術を活用した生活総合機能改善機器「DKエルダーシステム」により、高齢者の健康づくりを支援している。コロナ禍で歌うことが控えられている一方、介護施設では同システムの体を使うコンテンツの利用が通常より増えており、その有効性が再認識されている。
■コンテンツを約700種類用意
DKエルダーシステムは「うたと音楽」を活用して、介護予防や機能訓練を継続して行うもの。介護保険制度が始まった2000年の翌年から提供を開始した。「楽しいのがポイント。苦しければ続かない」と営業統括本部エルダー事業開発部の大坪直木部長は強調するように……
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