全社挙げて認知症サポーターを養成 平和堂

2022年 11月 28日

 滋賀県を中心に総合スーパーなどを展開する平和堂(滋賀県彦根市)は、厚生労働省が推進する「認知症サポーターキャラバン」の主旨に賛同し、全社を挙げて「認知症サポーター」の養成に取り組む。

 同社は2010年から認知症サポーターを養成してきたが、「地域密着ライフスタイル総合(創造)企業」の実現を目指して地域の健康に取り組む中で、24年2月期までに全従業員の約4割にあたる1万人の取得を目指すことにした。

 従業員が認知症に関する正しい知識と認知症の人への適切な応対方法などを学び実践することで、すべての利害関係者にとって安全・安心で快適な買い物環境を提案していく。

 認知症サポーターは認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする。厚労省が全国キャラバン・メイト連絡協議会とともに、全国で認知症サポーター養成講座の実施や取得を行っている。

 認知症サポーターキャラバンでは、全国キャラバン・メイト連絡協議会が都道府県・市区町村など自治体や全国規模の企業・団体などと協催し、認知症サポーター養成講座の講師役であるキャラバン・メイトを養成している。

 キャラバン・メイトは自治体事務局などと協働して、認知症サポーター養成講座を開催する。

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