就労継続支援B型事業を拡大 JWCO

2021年 12月 7日

 就労継続支援B型事業所「APERO HYLE(アペロヒューレ)」を運営する一般社団法人日本福祉協議機構(名古屋市、JWCO)は、さらなる障害者の就労機会の拡大と工賃向上のため事業を拡大する。

 世界の植物と昆虫を販売するアペロヒューレでは、4年連続で県内最低賃金以上の工賃(時給)を達成している。新たに立ち上げるe-sports事業、フードケア事業、環境レジャー事業をベースに、さまざまな環境で働ける就労支援事業所を展開する。

 来年2月にe-sports事業としてeスポーツベース&レストラン「s-RESTA(エレスタ)、フードケア事業でグラノーラ専門店「GRANY(グラニー)」とジビエレストラン「zoi(ゾイ)」を愛知県内にオープンする予定。

 これらの店舗では、障害者もパートナーとして共に経営・運営に携わってもらい、最低賃金以上の工賃を支払う方針である。

 さらに来夏には、都市型だけでなく自然に囲まれた地域での就労場の創出として、グランピング場・釣り堀などのレジャー施設の建設を計画している。

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Chatwork活用による医師らの負担軽減を確認🆕

 kubell(東京都港区)は武蔵台病院(埼玉県日高市)と共同で「DXによる医師および医療従事者の負担軽減とその効果に関する調査」を行い、ビジネスチャット「Chatwork(チャットワーク)」などのICTツールを活用することで、医師・医療従事者の負担が軽減することを確認した。
 
 生産性向上により入院患者のケアや見守りの時間が増加したことで、医療の品質が向上したことも明らかになった。
 
 同病院では2020年4月から全職員300人がチャットワークを利用しており、22年11月に医療・看護体制の見直しに際し、チャットワークの利用方法をアップデートし、申し送りなど日々の業務連絡への本格活用を開始した。調査は同年10月から24年9月末まで実施した。
 
 まず、以前は医師や看護師、その他スタッフ間での情報共有や勤務交代時の申し送りなどを口頭や電話、紙で行っていたのに対し、院内の主な連絡手段をチャットワークに変更した。
 
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自治体向けに「オンライン受診相談サービス」🆕

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がん服薬アドヒアランスの評価で共同研究

 がん研究会有明病院(東京都江東区)とスズケンの子会社コラボプレイスは、同社が開発した服薬管理システム「CubixxDT(キュービックスDT)」を使い、服薬アドヒアランスの評価を行う共同研究を開始した。  服薬アドヒアランスとは、患者が医療従事者の指示や治療計画に基づき治療を受けること。特に薬物治療でアドヒアランスが低い場合、治療効果が十分に得られない可能性がある。  キュービックスDTは、治療薬を充填する専用服薬パックと、データをサーバーに自動送信する専用通信機器で構成されている。...

小児用歩行トレーニングロボ開発 AssistMotion

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 同社はリハビリ用歩行トレーニングロボットcuraraの事業を展開している。今回、同病院とともに、脳性まひなどの子どもが使用する小型軽量なcuraraを開発した。
 
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据置式手すり新製品を10月発売 マツ六

 据置式手すり「たよレール」シリーズを展開するマツ六(大阪市天王寺区)は、新製品「たよレールUPDATE(アップデート)」を10月に発売する。
 
 立ち上がり動作を考えた「高さ」と「低さ」とし、膝立ち位・端坐位からの立ち上がりに使いやすい高さ(最低55cm)から、立位の補助に使いやすい高さ(最高85cm)までをカバーした。
 
 握っても押上げてもいいように、手すり上段の断面は丸みをおびた逆三角形とした。手すり棒をぎゅっと握ることも…

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