厚生労働省が9月1日時点の住民基本台帳を基にまとめた国内の100歳以上の高齢者数は、9万2139人で昨年から1613人増えた。女性は8万1589人で。全体の約89%を占めている。
100歳以上の高齢者数は、老人福祉法が制定された1963年には全国で153人だったが、81年に1000人、98年に1万人、2012年に5万人を超えた。
国内の最高齢は大阪府柏原市の巽フサさんで116歳。男性では千葉県館山市の薗部儀三郎さんで111歳である。
人口10万人当たりの100歳以上の高齢者数を都道府県別に見ると、最も多いのは島根県で155.17人、次いで高知県(146.01人)、鳥取県(126.29人)だった。
一方、最も少ないのは埼玉県で44.79人、以下、愛知県(47.69人)、千葉県(50.22人)だった。なお、島根県は11年連続で最多、埼玉県は34年連続で最少となっている。