厚生労働省は3月15日、第24回精神保健福祉士の国家試験の合格者数などを発表した。受験者数は6502人、合格者数は4267人で、前年度に比べそれぞれ337人、312人増加した。
受験者数・合格者数ともにプラスとなったのは5年ぶり。合格率は65.6%で前年度に比べ1.4ポイント上昇した。
合格者の内訳は男性が1381人、女性が2866人で女性が67.6%を占めた。受験資格別では保健福祉系大学などの卒業者が1398人、養成施設卒業者が2869人で、養成施設卒業者が67.2%を占めている。男女別の割合は前年並みだが、受験資格別では養成施設卒業者の割合が3.2ポイント上昇した。
年齢別では30歳以下が1660人で38.9%を占めた。以下、41~50歳が1027人(24.1%)、31~40歳が780人(18.3%)となっている。
精神保健福祉士の国家試験は毎年1回実施されており、今年度は2月5、6日に行われた。