シーディーアイ(CDI)はAI(人工知能)ケアマネジメント支援ツール SOIN(そわん)に新機能として「支援内容提案AI」を追加した。ユーザーは新機能を追加料金なしで利用できる。
従来のSOINは状態改善に効果的なサービスプランと将来の状態予測を提案することで、「どのようなサービスがよいか」を知らせた。新機能は個別事例に応じた支援の内容を提案するもので、自立支援で重要な「どのような支援がよいか」を提案する。
ケアマネジャーが「状態の悪化を防止したい項目」を選択すると、その項目に対し、疾患など個別の状態を考慮して支援内容を提案する。
次にAIモデルにおける変数の影響度を計算し、選択項目の維持・改善に重要な関連項目を抽出して支援内容を併せて提案する。
新機能の追加により、今年5月にリリースした「アセスメント支援AI」と合わせ、ケアプラン作成に欠かせない十分なアセスメント・支援内容の検討・サービスプランの作成を一貫して行える仕組みが整った。
これにより、自立支援・重度化防止を実践する上で重要な根拠を持ったケアプラン作成が可能となる。