介護施設向けに「夜間オンコール代行サービス」を提供するドクターメイト(東京都中央区)は、有資格介護職が空いた時間を活用し、スポットですぐに働けるサービス「カイスケ」を運営するカイテク(東京都港区)と業務提携した。
新型コロナの第7波の施設内クラスターなどにより、臨時に介護スタッフが不足した介護施設の不安解消が目的。
ドクターメイトが提供する医療相談サービスと夜間オンコール代行サービスを契約している高齢者介護施設は、ウエブ上で介護有資格者のオンデマンド雇用(スポット雇用)ができるカイスケの活用までできる。
スポット雇用を希望する介護施設がドクターメイトに連絡すると、ドクターメイトが介護施設に希望人員数などの希望要件をヒアリングする。
介護施設からヒアリングした希望要件を、ドクターメイトとカイテクが共有。カイテクはカイスケに登録する看護・介護ワーカーに情報を伝える。マッチングが成立次第、最短当日で介護施設へ看護・介護ワーカーが駆け付ける。
特長は介護施設の職員がドクターメイトへ連絡するだけで依頼できること。また、ドクターメイトは介護施設と普段から関わっているため、希望する人材要件を正しくヒアリングでき、状況にマッチした看護・介護ワーカーを要請できる。
さらに、カイテクに登録する看護・介護ワーカーにも、施設の状況詳細や求める人材要件を伝えることができる。
カイスケに登録する看護・介護ワーカーにとっても、施設の状況や要件が詳細に確認できるため、ミスマッチを防止しつつスピーディーなマッチングが行える。