中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)は11月26日、厚生労働省が提示した、訪問看護ターミナルケア療養費の算定要件である訪問看護基本療養費を退院当日も認める方針に対し、支払側・診療側委員ともに賛同する考えを示した。 現在の診療報酬では、訪問看護ターミナルケア療養費は在宅で死亡した利用者について、死亡日と死亡日前14...

精神障害者の地域移行のために――当事者の利益が守られる社会をめざして②
髙橋 ロードマップの右側は、いわば「精神障害者が地域社会で生きるために必要なこと」ですね。地域の医療やケアの仕組み、住民の意識改革などが挙げられます。
地域で生きるということでは、高齢者ケアから始まった地域包括ケアシステムは…

医療的ケア児の情報提供加算 高校など対象拡大
厚生労働省は11月19日、医療的ケア児の診療情報を保育所・幼稚園、高校の学校医などに提供した医療機関に診療報酬を加算する方針を…
多摩信金と連携し介護事業者の経営支援 SMS
介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」を展開するエス・エム・エスは、多摩信用金庫(東京都立川市)と業務提携し、共同で介護事業者にカイポケを紹介する取り組みを行う。...

第18回 90代への医療とは生活者への医療
国立市の介護保険関連の会議に参加しているので、介護保険に関する資料を閲覧する機会が多い。先日、今年8月の数値を見ていて仰天した。
見ていたのは年齢別の要介護(要支援)認定者数である。その「90歳以上」の数が…
不妊治療の保険適用でヒアリング 中医協
中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)は11月17日、不妊治療の保険適用に関して、関係4団体からのヒアリングと議論を行った。 不妊治療のうち、特定不妊治療については現在、特定治療支援事業による助成措置が設けられているが、昨年12月に閣議決定された全世代型社会保障改革の方針により、2022年度から保険適用とすることになっている。...
ヤングケアラー支援めぐり議論 中医協
厚生労働省は11月12日、入退院支援加算をヤングケアラー支援にも活用する方針を中央社会保険医療協議会(厚労相の諮問機関)で提示した。 入退院支援加算は入院前から退院後まで途切れのない支援を行うため、病院が地域の関係機関などと連携して支援に取り組んだ場合に算定できる。...

第8回 勘違いされているフリーアクセスとかかりつけ医
日本医療の特徴として、しばしば、自由開業医制、自由標榜制、そしてフリーアクセスが挙げられる。このうちフリーアクセスについて、もし、その意味を、保険証一枚で、「いつでも、好きなところで」と解釈するのであれば…

宮崎に透析用血液回路の新工場建設へ 日機装
日機装は血液透析治療に欠かせない消耗品である血液回路のサプライチェーンの強化を図るため、子会社である宮崎日機装の敷地内に透析用血液回路の新工場…

短時間労働の特例延長を承認 障害者雇用分科会
厚生労働省は11月10日、労働政策審議会(厚労相の諮問機関)障害者雇用分科会に、2022年度末までとしている精神障害者の短時間労働者に関する特例措置を延長する方針を示し、承認された。併せて、新規雇い入れか…
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