ニトムズは肌に優しい不織布のサージカルテープ「優肌絆EasyCut(ゆうきばん・イージーカット)」を9月1日に全国のドラッグストアなどで発売する。
医療機関で使われているのと同様の、角質をはがしにくく、肌に優しい粘着剤を採用した。
サージカルテープはガーゼや包帯の固定などに使われるが、新製品なら同じ箇所に繰り返しテープを使用する人や、肌の弱い人、乳幼児、高齢者などの肌への負担を軽減する。
また、3mmピッチのミシン目が入っているため、ハサミがなくても手で簡単に好きな長さに切ることができる。
優肌絆EasyCutは昨年7月に医療機関用として発売以来、多くの医療機関で採用されている。その後、家庭でも使いたいという声が寄せられたため、今年1月から個包装タイプの販売を病院内の売店や調剤薬局で開始した。
今回の新製品は、消費者がより購入しやすいようドラッグストアや量販店などで販売する。清潔に使えるケースつきで、部位によって使いやすい幅12mmと25mmの2種を用意した。
新製品は家庭での利便性や快適さを考えた、セルフ・メディケーション・シリーズ「ケアメイト」のラインアップの1つ。セルフ・メディケーションとは、自分自身の健康に責任を持ち、軽度の身体不調は自分で手当てすること。
同シリーズでは、剥がすときの痛みや肌への負担を最小限にした救急絆、ゲル粘着剤と通気性の高い不織布を組み合わせたしっかり貼れる粘着包帯など、医療現場の要望に応えて培った、高度な技術を基に開発した製品を中心に揃えている。
超高齢化が進む現状や新型コロナウイルス感染症拡大により、在宅でのケアの重要性が増していることを踏まえ、ニトムズは今後も同シリーズとして、QOLを高める独自の粘着技術を活用した製品開発を行っていく。