PCR受検者向けリーフを作成 聖路加大研究室

2021年 1月 18日

 聖路加国際大学・在宅看護学研究室はこのほど、リーフレット「PCR 検査を受けた方へ ~検査結果が出るまでにできること~」を作成した。

 http://university.luke.ac.jp/news/2021/jgl9rh0000005k15.html からダウンロードできる。

 ①新型コロナウイルス感染症を疑う症状がある人や濃厚接触者がPCR検査を受けたら、結果を待つ間に準備しておくこと、②病院、宿泊施設で療養する場合にそれぞれ持参するものや自宅療養の心得、を簡潔にまとめて記載している。

 ①は、保健所からの聞き取り調査に備えてメモしておくべき内容――「いつから、どのような症状があったか」など――や、②は入院・宿泊施設に共通して現金や保険証、

PCR表紙

   リーフレットのおもて面

くすりなどを持参すること、さらに、病院・宿泊施設それぞれに持参するものを具体的に記している。

 PCR検査を行っている検査センターや医療機関などでも利用できるよう、編集用の原稿(Wordファイル)も用意した。同研究室の山田雅子教授は「入院やホテル療養について、陽性者に対して保健師が個別に電話で説明を繰り返している。それを少しでも軽減したいと思い、リーフレットを作成した」と述べている。

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