CYBERDYNE(サイバーダイン、茨城県つくば市)のHAL医療用「単関節タイプ」=写真=が7月31日付で、厚生労働省から「運動量増加機器」として保険適用を受けた。
同製品は筋力低下や麻痺などにより、上肢
や下肢などの運動機能が低下した患者を対象として使用する。医療機関が同製品を使い、脳血管疾患などリハビリテーション料を算定すべきリハビリテーションを行った場合、運動量増加機器加算として月1回に限り150点を、所定点数に加算することができるようになる。
肘や膝など装着部位に適したアタッチメントをメインユニットと組み合わせ、各関節の集中的なリハビリテーションを提供する。患者の身体状態に合わせて臥位や座位、立位などさまざまな姿勢でのリハビリテーションが可能だ。
コンパクトな設計により持ち運びが容易であるため、一般的な病棟リハ室のみならず、急性期のベッドサイドや回復期リハビリテーション病棟など、 幅広い環境でリハビリテーションを行うことができる。