フロンテオ 藤田医大と転倒予測AIシステム研究

2020年 4月 7日

 FRONTEO(フロンテオ、東京都港区)はこのほど、藤田医科大学と人工知能を使った転倒転落予測システム「Coroban(コロバン)」に関する共同研究契約を締結した。

 コロバンはフロンテオの人工知能「Concept Encoder(コンセプト・エンコーダー)」を使い、エーザイと開発した。コンセプト・エンコーダーが電子カルテを読み込み、患者の状態や看護記録から転倒リスクを評価する。

 医療スタッフの負担を増やすことなく、従来の転倒リスク評価シートと同等の精度での予測が可能だ。

 フロンテオは昨年から藤田医科大学病院と、コロバンの性能に関する予備的な調査を開行ってきた。今回の共同研究では、同大医学部リハビリテーション医学I講座と、実用化に向けさらなる精度向上や機能拡張に取り組む。

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