MedTech GroupとAIデータは、医療現場での意思決定支援を目的としたAIプラットフォーム 「AI Hippo」で、医師の診察音声記録と看護の音声経時記録機能の提供を開始した。
医師の診察音声記録では、診察中の音声を自動認識し、SOAP形式の診療録を自動生成する。電子カルテのボタン1つで起動するので、診療の流れを止めることはない。
生成されたSOAPから、チャットHIPPOで質問や医療についての検索も可能。専門外診療・夜間当直時でも、構造化された記録を素早く作成することができる。
一方、看護の音声経時記録では、患者対応中の声がけをそのまま経時記録に変換する。これにより、記録作成時間を大幅に削減し、患者と向き合う時間が確保できる。自動で看護サマリーを生成するため、引き継ぎの質も向上する。
実証では、看護記録の作成時間を約2時間から約30分へ、約75%削減した。この実績は、補助金申請における「業務効率化の定量的根拠」としても活用することができる。
導入に当たっては、電子カルテの改修が不要で、既存システムにAPIで追加するだけで使うことができる。データは院外に出ず、外部AIへの学習利用もしない。さらに、最終判断は必ず医療者が行う設計となっている。