ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社(東京都港区)は対話支援機器「comuoon(コミューン)」のレンタルサービス「comuRent(コミュレント)」を開始する。
月額3300円からのレンタル代だけで、初期費用を抑えてコミューンが導入できる。レンタルサービスの利用により、ライフスタイルの変化に応じた機種の使い分けや、最新モデルの利用が可能となり、医療機関や介護施設、公共施設や企業の窓口、個人利用の拡大を見込んでいる。
コミューンは世界初の耳につけない意思疎通支援機器。音声が聞こえにくい人は補聴器などを使うのが一般的だが、装用する機器が苦手な人もいて、その場合、周囲は大きな声で対応する必要がある。
コミューンは、「話す側から意思疎通支援を行う」という逆転の発想から生まれた。すでに、医療や介護の現場、公共施設、企業の窓口など5700カ所以上、1万4000台導入されている。
しかし、10万~26万円前後の機器代(初期費用)が障壁となり、導入を躊躇するケースがあることから、レンタルサービスを始めることにした。