総合教育サービスや介護事業などを展開する京進(京都市)グループの「介護のキャンパス」は、兵庫県川西市に新規校舎を開校し、2月16日から「介護職員初任者研修」をスタートする。
長期化するコロナ禍の影響による失業、継続する雇用情勢の悪化、就業以外にも将来の介護を見据えた知識の取得などの理由から、介護職員初任者研修コースを受講する希望者が増えていることに対応するため。
川西校では週1~4日(月~土曜日)の各コースを設け、働きながらでも無理なく通えるようにした。講義はいずれも全16回で、コースに合わせて1カ月強~4カ月程度で資格が取得できる。ただし、開講コースは時期によって異なる。
介護のキャンパスの入学者合計は3年間で1.7倍に増加している。このため、京進グループでは今後も介護資格取得希望者は増加すると見ており、現在の9校舎からさらに校舎数を増やして介護人材育成事業を拡大する方針だ。