宮城県石巻市でがん対応型デイサービス「はなまる健康院」を運営するはなまる(同市)は、共生型放課後等デイサービス「みんなはなまる」を12月1日にオープンする。
障害児を受け入れ、幼老複合施設となる「はなまる健康院」
はなまる健康院に障害児を受け入れ、幼老複合施設とする。介護と福祉が一体となる共生型は、石巻市では初めて。
みんなはなまるでは、通所をしている高齢者に「寺子屋」を開いてもらい、子どもたちに知識や技能を教えてもらう。
絵画や手話、紙芝居など多彩なプログラムを予定。高齢者に教えてもらうことで人間関係が広がり、思いやりや感謝の心を持ち人間性が育まれることを期待している。
また、子どもたちは高齢者と一緒におやつを食べたり、レクリエーションしたり、共同で作業する。誕生日会や季節の行事なども合同で行う。
子どもが自然と高齢者をサポートしたり、思いやりを持って接したりすることを学ぶ一方、高齢者も子供たちの姿を見て、元気をもらえるような相互協力の関係性を目指す。