ゼスト(東京都新宿区)とロジック(金沢市)は、それぞれが提供する訪問スケジュール自動作成クラウドと、訪問介護・看護事業者向け業務支援SaaS「Care-wing 介護の翼」のデータ連携を開始した。
ゼストはAIがスケジュール作成者に代わり、利用者と職員のマッチング条件、職員の勤務シフト、担当者の固定やチーム制、ローテーション、複数人による同行訪問などの条件を考慮した上で、最も効率的な移動ルートのスケジュールを提案する。
一方、Care-wing 介護の翼は記録と業務効率化に特化した介護ソフト。利用者宅に設置したICタグにスマホをかざすだけで、入退室管理ができる。IDやパスワードの入力が不要で、スケジュールやその日行うケアの内容が表示され、ワンタッチ入力で記録が取れるため、忘れる心配がない。記録は全て5年間以上自動保存されるので、保存や管理にかかる手間が省ける。
今回の連携によって訪問予定が自動的にカルテに反映され、利用者・職員情報も一元管理できるようになる。これにより煩雑だった情報管理が効率化され、現場のスタッフは本来のケア業務に集中できる時間が増える。