ブレインヘルスケア領域の医療AIスタートアップSplink(東京都港区)が開発・提供する脳ドック用AIプログラム「Brain Life Imaging」が、徳洲会湘南鎌倉総合病院予防医学センター(鎌倉市)に導入される。徳洲会グループが同プログラムを導入するのは初めて。
Brain Life Imagingは、目視による確認では難しい海馬を解析する。一般的な脳ドックは脳腫瘍・脳萎縮の程度、過去に生じた無症候脳卒中などを測定するが、同プログラムは脳MRIから海馬体積・海馬年齢を測定する。
また、解析結果レポートは経年変化を追い、脳に良い行動を促すように設計されており、専門知識がなくても理解しやすい内容となっている。
同センターでは脳ドックの延長線上で受けることのできるオプション検査として、Brain Life Imagingを導入することにした。
同プログラムは4月現在、横浜市立市民病院や国立循環器病研究センター、半田市医師会健康管理センター、新百合ヶ丘総合病院など全国の病院・クリニックで採用されている。