「カイポケ」のスマートデバイスが7万台突破

2023年 5月 18日

 エス・エム・エスは、介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」のタブレットレンタル「カイポケタブレット」とスマートフォンレンタル「カイポケモバイル」の導入総数が、提供開始から7万台を突破したと発表した。

 カイポケは業務効率化や財務改善など、介護事業者の経営改善に役立つサービスをワンストップで提供するサブスクリプション型のクラウドサービス。

 カイポケサービスの1つとして、介護現場での記録や情報共有などの業務効率化、働き方改革の実現をサポートするタブレットを1台、無料で貸し出している。

 また、オプションサービスの1つとして、2018年2月から介護業界として初のスマートフォンレンタルサービスを提供している。

 自宅などのリモート環境下ではタブレットで事務作業を行い、外出先ではスマートフォンで業務報告や引継ぎを行うことで、事務所に立ち寄らない働き方を実現する事例も増えているという。

 カイポケタブレットは、2台目以降は月額3000円(税別)で利用でき、介護現場のさまざまな業務を効率化することができる。

 カイポケモバイルは介護事業者の要望に合わせたパッケージプランで提供する。訪問介護事業者向けサービス「カイポケ訪問記録(Web版)」など、カイポケを併用することでさらなる業務効率化をサポートする。

 アンチウイルスソフトをインストールしており、万一の紛失時には遠隔での初期化も可能。「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」が定める、介護現場での事業者による情報管理対策がされていない端末でのBYODにも対応できる。

このカテゴリーの最新の記事

新たなリハビリマットの体験評価で実証実験🆕

 ユカリア(東京都千代田区)とボディメトリクスジャパン(東京都新宿区)は、前橋市の善衆会病院で、ボディメトリクスジャパンのトレーニング・リハビリマット「メトリクスフォーム」を使ったリハビリテーションツールの体験評価に関する実証実験を行う。  高齢化社会の進展に伴い、膝関節全置換術(TKA)や股関節全置換術(THA)を受ける患者が増加している。これらの手術後のリハビリテーションは患者のQOL向上に不可欠だが、従来のリハビリテーションツールでは個々の患者の状態に最適化されたサポートが難しいという課題があった。...

サルコペニア予防へNMNと運動の影響を研究

 三菱商事ライフサイエンスは東京都健康長寿医療センター研究所・自立促進と精神保健研究チームと、ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)摂取と運動が筋肉に及ぼす影響について共同研究を開始する。  筋肉量が減少している高齢者を対象に、主にNMNの成分摂取と運動が骨格筋の量と機能に及ぼす影響に関する検証と、加齢により変動する遺伝子の解析、睡眠・認知機能など老化に伴うQOL低下も含めた探索的な調査を実施する予定だ。...

車いす利用者の立ち上がり歩行支援機器を開発

 医療用品メーカーのダイヤ工業(岡山市)と有料老人ホーム事業などを全国展開するはれコーポレーション(同)は、車いすを必要とする要介護者が立ち上がって歩行できる「自立支援型サポートギア」の開発を行い、はれコーポレーションが運営する介護施設に導入する。
 
 自立支援型サポートギアは背中のコントローラーが入ったバッグと脚部につける人工筋肉で構成されている。コントローラーは重さが2kgで、介護者が持つ無線スイッチからの入力信号をバッグ内で読み取り…

1週間無料でお試し購読ができます  詳しくはここをクリック

新着記事は1カ月無料で公開

有料記事は990円(税込)で1カ月読み放題

*1年間は1万1000円(同)

〈新着情報〉〈政策・審議会・統計〉〈業界の動き〉は無料

【アーカイブ】テーマ特集/対談・インタビュー

コラム一覧

【アーカイブ】現場ルポ/医療介護ビジネス新時代

アクセスランキング(5月6日-12日)

  • 1位
  • 2位
  • 3位 90% 90%
メディカ出版 医療と介護Next バックナンバーのご案内

公式SNS