〈医療と介護2040 管理者01〉の記事一覧
障害者雇用・福祉の連携へ報告書 厚労省検討会

障害者雇用・福祉の連携へ報告書 厚労省検討会

厚生労働省の「障害者雇用・福祉施策の連携強化に関する検討会」は6月4日、報告書案を了承した。障害者の就労支援をめぐり、雇用施策と福祉施策の2つの制度が縦割りになっていることから生じる課題や、「制度の谷間」から十分に対応できていない状況に対し、具体的な検討の方向性をまとめた。
 報告書では①障害者のニーズの把握と就労能力や適性の評価のあり方……

救急医療体制を構築 独法化し医療スタッフ増やして実現

救急医療体制を構築 独法化し医療スタッフ増やして実現

インタビュー 中島豊爾さん(岡山県精神科医療センター理事長・名誉院長、日本公的病院精神科協会会長)
■精神科救急医療に対応した「岡山モデル」
――「岡山モデル」とは。
 自分たちで「岡山モデル」と言っているわけではないけれど、ポイントは2つあって、1つは総合病院との緊密な連携が図れているということ。岡山市内を2つに分け、当センターが連携している南部の総合病院から緊急電話があった場合、必要なら訪問するし、そうでなければ来ていただいて入院するか否かを判断する、というものです。
 つまり、総合病院の一部として精神科が機能している。本来は総合病院の中に精神科があるべきだと思いますけれど……

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20年の出生数は過去最少に 死亡者数も減少

 厚生労働省が6月4日に発表した人口動態調査によると、2020年の出生数は84万832人で前年に比べ2万4407人(2.8%)減少し、過去最少となった。  出生数は1949年の269万6638 人をピークに、75年以降は減少と増加を繰り返しながら減少傾向が続いている。2015年は5年ぶりに増加したが、16年から再び減少している。...

第10回 公平性の亡霊~新型コロナワクチン予約の混乱から

第10回 公平性の亡霊~新型コロナワクチン予約の混乱から

 新型コロナウイルスの高齢者へのワクチン接種をめぐり、各地で混乱が生じた。この国は、ほとんど病的と言っていいほど「公平性」に縛られている。それが混乱を招いた原因ではないかと思う。
■全都道府県に薄く広く
 ワクチンの接種予約が自治体に殺到したことを、河野太郎行政改革担当相は5月半ば、民放の番組で陳謝し……
【筆者紹介】時不知すずめ(ときふち・すずめ) 医療や介護について取材する全国紙記者

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20年度生活保護申請2.3%増 コロナが影響

 2020年度(2020年4月―21年3月)の生活保護申請件数は22万8081件で、比較が可能な12年度以降、初めて前年度を上回ったことが、6月2日に公表した厚生労働省の調査で分かった。  前年度に比べ5039件、2.3%増加した。新型コロナの感染拡大により、雇用状況が悪化したことが影響したとみられる。...

骨折リスク軽減する床 医療機関などで採用進む

骨折リスク軽減する床 医療機関などで採用進む

介護福祉用品などの製造・販売を行うMagic Shields(浜松市)の転んだ時だけ柔らかい床「ころやわ」の採用が、全国の医療機関や介護施設で進んでいる。同社は5月31日、製造枚数が6000枚に達したと発表した。
 ころやわは歩行や杖、車椅子では凹まず……

服薬指導などにやりがい 薬剤師アンケート調査

 薬剤師向けの転職情報サイトを運営するスマスタ(愛知県犬山市)が薬剤師100人を対象に行ったアンケートで、薬剤師が最もやりがいを感じる仕事内容は、服薬指導(病棟含む)・薬剤管理であることが分かった。  アンケートは5月20~24日、インターネットを通じて「薬剤師のやりがい」をテーマに実施した。...

第12回 ブータンやキューバに後れをとる日本

第12回 ブータンやキューバに後れをとる日本

 少し前から、新型コロナワクチンの接種が日本でも始まって、高齢者への接種をめぐる混乱が報道されている。そんなときに、外国で注目すべき出来事が2つあった。
■国民の6割が接種を終える
 1つは、ヒマラヤのふもとに位置する山岳国ブータンで、国民の約6割が1回目の接種を終えているという。ブータンの人口はおよそ77万2000人(2020年)だから……
【筆者紹介】新田國夫(にった・くにお) 新田クリニック院長、日本在宅ケアアライアンス理事長
1990年に東京・国立に新田クリニックを開業以来、在宅医療と在宅看取りに携わる。

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第6回 いよいよ定期巡回サービスを提供開始

第6回 いよいよ定期巡回サービスを提供開始

 看護を中心とする定期巡回サービスは2017年10月に事業開始と計画していました。法人(だんだん会)を立ち上げてまだ2年目です。法人を設立してすぐ立ち上げたグループホームと訪問看護ステーション2事業の運営だけで、精一杯の状況でした。しかし、延期というわけにもいかず、とにかく始めることにしました。事業名は、「定期巡回てくてく24(通称てくてく)」としました。
■利用者は集まってきた
 開始10日前……【筆者紹介】宮崎和加子(みやざき・わかこ) だんだん会理事長
訪問看護のパイオニアで認知症ケアの先駆者としても知られる。東京都初の訪問看護ステーション所長や全国訪問看護事業協会事務局長などを歴任した。

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