〈医療と介護2040 管理者01〉の記事一覧
訪問予定管理ソフトを大幅に更新 CareMaker

訪問予定管理ソフトを大幅に更新 CareMaker

 CareMaker(東京都渋谷区)在宅医療・介護に特化したAIによる訪問スケジュール管理クラウド「CareMaker」を大幅にアップデートした。  これまで、スケジュール作成にあたって必要情報を入力するには、専用の別ページに移動したり、最適化結果を閲覧するページもスケジュールにどのように反映されるのかを照らし合わせづらいなどの課題があった。...

今年上半期の出生数40万人割れ 厚労省

今年上半期の出生数40万人割れ 厚労省

 厚生労働省がこのほど公表した人口動態統計速報によると、今年1~6月の出生数は38万4942人で、前年同期に比べ2万87人(5.0%)減少した。  上半期で出生数が40万人を下回るのは2000年以降初めてで、少子化が加速していることを示している。...

2020年度の後期高齢者数1833万人 厚労省

2020年度の後期高齢者数1833万人 厚労省

 厚生労働省がこのほど公表した2020年度の介護保険事業状況報告によると、同年度末現在の第1号被保険者数は3579万人で、このうち65 歳以上75歳未満の前期高齢者数が1746万人、75歳以上の後期高齢者数は1833万人だった。...

第10回 サービス生産性の議論の仕方

第10回 サービス生産性の議論の仕方

 これからの社会保障のあり方、そして必要となる改革について議論をしている全世代型社会保障構築会議の下に、公的価格検討委員会というものが置かれている。その会議の第3回、2022年3月15日に次のように話していたら、結構多くの人が議事録を読んでいるようで、医療・介護関係の人たちから何度か連絡がきた。
 
もう一つですけれども、この会議の2回目に生産性というものは物的生産性と付加価値生産性というのがありますということを話しました。そして、物的生産性というのはアダム・スミスがピンを作るのに1人の労働者だったらば何本、だけれども、分業と協業でやっていくと1人当たりで作る本数が何本まで増えるという形で物的生産性をはかることは可能なわけですが、今、我々が対象としているのは物的生産性をはかることができないサービス業なのですね。
財の生産の世界で物的生産性にイクイバレントなサービス生産性の分子というのは、質ですね。サービスの質、QOL、患者の満足度であるというようなもので、この質を分子に置いて、そして、経済学でいう等量曲線といいますが、労働力がこのくらい、資本がこのくらい、この組合せだったらばこれだけの量を生産することができますという等しい量になる組合せの図というのがあるわけですけれども、この等量曲線のような等質曲線を一定として我々はICTやロボットを活用して労働力を減らすことができるという議論をしているのだろうと思います。
ICTを活用した生産性の向上と言われると私は意味が分からなくなるのですけれども、恐らくそういう議論をしているのだと思うのですね。
 
 この話は、図にするとわかりやすいので、今回はそうした話をしておこうと思う。
 経済学では、投下される労働力と資本の組み合わせによって等しい量の財を生産できる線を「等量曲線」と読んでいる。そして私は、サービスの場合は、「等質曲線」と呼んだ方がいいと考えている。
 図1は、同じ水準の質のサービスを提供するための…

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人材不足とサービス整備に危機感 社保審部会

人材不足とサービス整備に危機感 社保審部会

 社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)介護保険部会は8月25日、地域包括ケアシステムの更なる深化・推進について議論した。  この部会は介護保険の制度改正に影響力をもつ。介護保険制度は創設から20年以上が過ぎ、いくつもの課題を抱え、岐路に立っている。今後の方向性を考えるために、この日の印象的な発言を紹介したい。...

効率的な地域医療を共同研究 富士通・津田塾

効率的な地域医療を共同研究 富士通・津田塾

 富士通と津田塾大学は、患者へのサービスの質の向上と地域のサービス提供の効率化の両立を目指すソーシャルデザインの共同研究を8月25日から開始した。  AIなどのデジタル技術と実証経済学などの人文社会科学の知見を融合したコンバージングテクノロジーにより、限られた社会資源で質の高い医療や健康サービスを提供できる体制の実現を目指す。...

第11回 「住まい系」の課題はサービス選択と医療ニーズ対応

第11回 「住まい系」の課題はサービス選択と医療ニーズ対応

 過去2回にわたり、「住まい系(本稿では、特定施設以外の住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅と定義しています)」について触れてきました。初回は、いわゆる「施設」サービスの提供方法の変化、すなわち「住まいとケアの分離」…

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経産省介護事業所DX推進事業に参画 善光会

経産省介護事業所DX推進事業に参画 善光会

 社会福祉法人善光会(東京都大田区)サンタフェ総合研究所は、今年度の経済産業省「ケアテックによる地域介護事業所の DX 推進コミュニティ」に参画し、地域の介護事業所を支援する。  経産省の地域DX促進活動支援事業によるもので、介護領域では事業者として一般社団法人ケアテック協会が採択を受けた。...

室内環境にも着目した見守り機器「まもる~の」 新製品を9月に発売〔ZIPCARE〕

室内環境にも着目した見守り機器「まもる~の」 新製品を9月に発売〔ZIPCARE〕

 ZIPCAREの見守り機器「まもる~の」は、室内環境のデータを取得することで高齢者の「睡眠の質」の改善につなげることや、多機能でありながら低価格であることなどが特徴だ。9月には施設向けの現行製品をバージョンアップした新製品「まもる~のSHIP」を…

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