エス・エム・エス(東京都港区)が提供する介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」のスマートフォンレンタルサービス「カイポケモバイル」の利用台数が、このほど2万台を突破した。
カイポケはICT活用による業務効率化や財務改善など、介護事業者の経営改善に役立つサービスを提供している。ICTを活用した40以上のサービス・機能を展開しており、サービスの1つとして、2018年2月から介護業界初のスマホレンタルサービスを開始した。
2万台突破は、昨年3月の1万台導入までのスピードに比べ約2倍の速さとなっており、導入ペースが加速していることを示している。
利用事業者へのアンケート調査によると、「業務効率化」を目的として導入している事業者が多く、導入効果として、業務効率化のほか「利用者家族とのコミュニケーション円滑化」「通信コストの削減」などが挙げられている。
さらに、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、約4割の事業者が「利用頻度が増えた」と回答しており、利用者や従業員とのコミュニケーション不足解消や感染防止のために、スマホでコミュニケーションアプリやビデオチャットサービス、新型コロナ接触アプリなどを活用している実態が浮き彫りとなった。