介護事業などを展開するヒューマンライフケア(東京都新宿区)は11月1日、東京都練馬区にグループホーム(認知症対応型共同生活介護)と看護小規模多機能型居宅介護の複合施設をオープンする。これにより、同社が運営するグループホームは全国で31カ所、看護小規模多機能型居宅介護は3カ所となる。
「ヒューマンライフケア中村橋グループホーム」は2ユニット計18人定員で、認知症と診断された要支援2以上の人を、スタッフが日常の家事などをサポートしながら共同生活を行い、症状の進行を抑えながら自立した生活を続けることを目指す。
また、併設する「ヒューマンライフケア中村橋の宿」は、地域で暮らす高齢者に「通い」「訪問介護」「訪問看護」「宿泊」を組み合わせた介護・医療的ケアサービスを提供。住み慣れた自宅・地域での暮らしを長く続けられるよう、利用者・家族にとって最適なケアを柔軟に組み合わせながら、月々の定額制で利用してもらう。
同社が練馬区にグループホーム・看多機を開設するのはいずれも2カ所目。今後、練馬区エリアで、こうした地域密着型サービスと居宅介護サービスのドミナント展開をさらに強化していく。