茨城県とAGREE(茨城県つくば市)は、同県の約120万世帯を対象に、24時間スマートフォンアプリから医療相談ができる「LEBER(リーバー)」の無償提供を開始した。期間は4月9日から 9月30日まで。
無料登録はhttps://www.leber11.com/ibaraki-pref-free-registrationから行える。
現在150人以上の医師が登録されており、外出自粛などにより病院やクリニックに行きづらい人も、アプリを通じて医師に気軽に相談することができる。
回数は無制限で、家族4人(自身を入れて計5人)の相談も無料。全国17万件以上の医療機関が検索でき、過去の相談内容・回答内容を閲覧・参照できる。新型コロナウイルス関連の相談だけでなく、全ての身体や心の不調についての相談も可能だ。
使い方は、チャットボットにより自動問診を行い、医師からの回答を確認する。その後、医師が勧める市販薬の購入や、症状にあった医療機関で受診する。
新型コロナウイルスの感染拡大が続き、関東地方では東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県が政府から緊急事態宣言の発令を受けた。隣接する茨城県も、対象地域と同等に感染拡大の抑止・医療現場への負担軽減が急務となっている中、AGREEは茨城県からの提案を受け、県内全域からの遠隔医療相談を無料で受け付けることができるようにした。