パラマウントベッドの「スマートベッドシステム」とフロンティア・フィールドの医療機関向けスマートフォン「日病モバイル」が6月1日から連携する。
スマートベッドシステムは各センサーから得られた睡眠・覚醒、呼吸数、心拍数などの情報を集約し、ベッドサイドやスタッフステーションの端末に表示する。
また、電子カルテシステムをはじめとする医療情報システムや各種測定機器と連携することで患者情報の一元管理を実現し、医療従事者の記録業務の負担を低減する。
パラマウントベッドは昨年5月からCVC ファンド「PARAMOUNT BED Healthcare Fund」を通じて、医療関連スタートアップのフロンティア・フィールドに出資している。
今回、同社が開発する日病モバイルとスマートベッドシステムを連携し、大阪たつみリハビリテーション病院(大阪市)に納入することになった。
この連携により、看護師がベッドサイドやスタッフステーションに常駐することなく、日病モバイル端末で患者のベッド上の動きや生体情報などを確認することができるようになり、情報共有やケアの効率化が図れる。