社会福祉法人「あいの実」(仙台市)は、重症心身障害や医療的なケアを必要とする子を持つ母親が社会参加できる環境づくりを目指し、クラウドファンディングを活用してカフェを建設した。
建設に際しては、READYFORによるクラウドファンディングで223人の支援者によって約400万円が集まった。今後、カフェでの就業訓練やプレ・オープンなどを経て、4月に正式オープンする予定だ。
重症心身障害児者・医ケア児者の家族は「普通の暮らし」からほど遠く、特に医ケア児の母親の就労機会は非常に限られている。
そこで、あいの実では医ケアの子の母親たちが働けるカフェを造り、社会参加の機会を創出することにした。
ただ、母親たちがカフェで働くにはさまざまな制約があり、運営にも通常と異なるコストがかかりることから、カフェに必要な物品の提供、カフェの維持に必要な協賛金の拠出など、このプロジェクトを支援するパートナー企業を募集している。