全国介護支援協会(名古屋市)は、介護の絵本「つむぐ つながる 共に。」を名古屋市内の全小・中学校へ寄贈した。
この絵本は介護現場で働いている人の生の声を伝えようと、原作・絵など可能な限り介護・福祉関係者の手により作り上げたもの。
絵は同市内のデイサービスの利用者である山田恒子さん(98歳、制作当時は94歳)が担当した。山田さんは70歳ごろか絵を描き始め、現在も書き続けているという。
同協会はこれまで全国の図書館への寄贈活動を行ってきたが、今回、名古屋市教育委員会の理解により、市内の393校すべてに絵本を置くことができた。