リーバー(茨城県つくば市)は医療相談アプリ「LEBER(リーバー)」がこのほど、累計でダウンロード数が50万を突破したと発表した。
LEBERは2018年1月から提供を開始した。当初は医療相談をメインとしたものだったが、相談前の「きっかけ作り」の重要性に気づき、ストレスチェック機能や体温チェック、健康予報、デジタルワクチン手帳など、健康管理に関わるさまざまな機能を追加した。
第1回緊急事態宣言が出された昨年4月から一般ユーザーのダウンロード数が大幅に増加。5月から「医療崩壊を防ぎたい」のクラウドファンディングで、全国の健康不安を抱えている人たちへの医療相談の無償提供を開始した。
また、内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室で健康観察アプリとして正式認定されたほか、全国1000校以上の教育機関で採用された。
今年3月にコロナワクチン接種が始まると、副反応に対する不安を懸念したユーザーが増加。7月にデジタルワクチン手帳を開発し、ワクチン接種歴の登録と接種後の副反応に対する自動アドバイスの提供を始めた。
現在は毎朝30万人以上が体温・体調などをアプリに入力している。