■社会福祉法人友愛十字会・世田谷拠点
砧ホームは最寄り駅である小田急線・祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩14分、幹線道路の世田谷通りからわき道を少し入った、社会福祉法人友愛十字会の世田谷拠点内にある。
世田谷通りには店舗が並び、通る車の数は多いものの、近くには広大な砧公園や、子どもと妊婦のための病院・研究所である国立成育医療研究センターなどがあり、活気と閑静さが併存している地域だ。
友愛十字会は1950年、第二次世界大戦後に復員してきた傷病兵を不憫に思ったハワイの在留邦人の寄付により…
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JKK東京(東京都住宅供給公社)は、小金井市の「小金井本町住宅」の団地再生事業で、新築賃貸住宅「カーメスト武蔵小金井」内にJKK初となる「シニア住宅」を整備した。同住宅はバリアフリー設計とし、見守りサービスを付けて提供するサービスを限定することで、これまで供給してきたサ高住に比べ家賃負担の軽減を図った。また、住民が無料で使用できる「シェアリビング」を設けて世代交流を図るなど、高齢者向け住宅の新たな形を提示している。
■市の要望を受けシニア住宅を提案
小金井本町住宅は最寄り駅であるJR中央線武蔵小金井駅から歩いて約15分、同駅からのバスで約9分の中規模団地である。1960~61年に830戸が建設されたが、老朽化によって一部が建て替えられることになり、2020年からJKKと小金井市が団地のあり方について協議を開始した。
その中で、同市から示されたのが、同地区の高い高齢化率を反映した「高齢者が安心して暮らせるような福祉施設を整備する」という要望だった。
JKKではそれを受けて検討を行い、福祉施設だけでなく、「高齢者が低廉な負担で、住み慣れた地域で安心して住み続けられるような団地の建替事業」という構想の下、シニア住宅の建設を提案した。
さらに、手狭で交通アクセスが良好ではなかった「小金井にし地域包括支援センター」を移設する案も提示。協議の結果、これらの施設・住宅の建設が決まり「小金井本町あんしん住まいプロジェクト」として計画がスタートした。
第1弾として高齢者福祉施設「本町けやきの杜」が2023年8月にオープンした。第2弾として賃貸住宅「カーメスト武蔵小金井」内のシニア住宅40戸が竣工し、昨年12月から入居者の募集を開始。第3弾では一般住宅棟に併設して建設された地域包括支援センターが…
特別養護老人ホーム「駒場苑」(東京都目黒区)は、ケアの方針として「7つのゼロ」を掲げている。これは、利用者が普通に食べたり、トイレで排泄したりといった当たり前の生活を取り戻すための取り組みだが、こうした方針を明確に打ち出すことで…
社会福祉法人善光会(東京都大田区)は先進的なテクノロジーを導入し効率的で質の高い介護を行っている。昨年、この取り組みを推進している宮本隆史理事・最高執行責任者・統括施設局長に経緯や効果などについて聞いたが、今回改めて、現場を見に本部や特別養護老人ホーム「フロース東糀谷」などが入る複合施設「サンタフェガーデンヒルズ」を訪ねた。
■和気あいあいとした雰囲気で
午後1時を過ぎると、一般社団法人コミュニティネットワーク協会の「共生サロン南池袋」(東京都豊島区)に高齢の男性が三々五々集まって来る。同協会が開催する「将棋サロン」のメンバーだ。
メンバーを迎えるのは、将棋サロンの代表を務める中井繁行さん(84歳)。同協会が運営するセーフティネット住宅(共生ハウス)の…
■コミュニティセンターの広場に3000の明かり
12月19日日曜日の午後5時。埼玉県宮代町コミュニティセンター「進修館」の広場「四季の丘」で「キャンドルナイトin進修館2021」が始まった。
風のない澄み渡った夜空の下、すり鉢状の芝生の斜面に整然と並んだ3000を超える紙コップが、中に入っているろうそくの明かりで黄色く輝き…
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