〈医療と介護2040 管理者02〉の記事一覧
「ころやわ」の自宅・介護施設向け新製品を発売🆕

「ころやわ」の自宅・介護施設向け新製品を発売🆕

 Magic Shieldsは骨折予防床「ころやわ」で、設置場所などを選ばない自宅・介護施設向け「ころやわジョイントマット」を発売した。
 
 医療・介護現場で使われることが多いころやわを改良し、自宅・施設内居室向けに開発した。初期費用や工事は必要なく、室内の動線など転倒骨折対策を施したい範囲に合わせて自由に並べることができる。
 
 既存の床面と「ころやわジョイントマット」との段差は…

今後の検討事項を提示 第116回介護保険部会🆕

今後の検討事項を提示 第116回介護保険部会🆕

 12月23日、第116回社会保障審議会介護保険部会が開かれ、「主な検討事項(案)について」「介護保険をめぐる状況について」などが議論された。  同部会が2022年12月に公表した「介護保険制度の見直しに関する意見」をふまえ、今後の検討テーマとして  ①地域包括ケアシステムの推進  ②認知症施策の推進・地域共生社会の実現  ③介護予防・健康づくりの推進...

介護タクシーで高齢者が気軽に外出できる社会へ 予約アプリ「よぶぞー」を提供〔IT FORCE〕🆕

介護タクシーで高齢者が気軽に外出できる社会へ 予約アプリ「よぶぞー」を提供〔IT FORCE〕🆕

 企業向けのシステム開発を行うIT FORCEが2023年3月から提供している、介護タクシー予約アプリ「よぶぞー」の登録者数が5000人を突破した。同社ではこのアプリの利用が広がることで、高齢者が気軽に外出できるようになることを目指している。
 
■開発のポイントは社会貢献とビジネスの両立
 同社は06年に創業し、14年から米セールスフォースのコンサルティングパートナーとして、営業支援や顧客管理など、業務を効率化するシステム「セールスフォース」を国内企業に導入する支援を行っている。
 
 業務の拡大を図るため、20年ごろから陰山光孝社長をはじめ経営陣が今後の方向性を検討したところ、蓄積したデジタルやITの技術を活用して社会に貢献していくことが、結果的に企業の発展につながるのではないかとの結論に達し、社会課題に挑戦していくことになった。
 
 介護タクシーに着目したのは「そのころドライバー不足と、団塊の世代が後期高齢者になるという課題がメディアを賑わせており…

「認知症ケア支援VR」の販売を開始 FACEDUO

「認知症ケア支援VR」の販売を開始 FACEDUO

 ジョリーグッド(東京都中央区)は大塚製薬との共同事業である「FACEDUO(フェイスデュオ)」のVRトレーニングプログラム「認知症ケア支援VR」の販売を開始した。  認知症ケア支援VRは認知症の人の家族や介護職員をはじめとする介護者が、認知症の人の気持ちや行動の背景を知り、具体的な対応を学ぶための専門医監修のプログラム。...

情報二次利用など議論 第115回介護保険部会

情報二次利用など議論 第115回介護保険部会

 12月10日、第115回社会保障審議会介護保険部会が開かれ、「医療等情報の二次利用に係る現状と今後の対応方針について」「要介護認定の認定審査期間について」「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会の中間整理について」などが議論された。
 
 現在、医療DXが推進され、「全国医療情報プラットフォーム」の構築や電子カルテ導入、電子カルテ情報の標準化などが掲げられている。得られた情報については「医療介護の公的データベースの利活用を促進するとともに、研究者、企業等が質の高いデータを安全かつ効率的に利活用できる基盤を構築する」(骨太の方針2024)など、実用化に向けた議論が各所で行われている。
 
 医療・介護関係のデータベース、現行ではNDB・介護DB・DPCDB・障害福祉DB・予防接種DB…ジャンル別にと独立している。これらをクラウド上の…

中小事業者の生き残りへ サービスを多角化し他事業者と連携〔カラーズ〕 下🆕

中小事業者の生き残りへ サービスを多角化し他事業者と連携〔カラーズ〕 下🆕

■多様なサービス提供は効率的な働き方にも寄与
 一方、処遇面では、いろいろなサービスを組み合わせることにより、ホームヘルパーの待機時間を極力減らすことで効率的な働き方を実現した。大田区内に事業を限定していることで、移動時間が少なくて済むことも大きい。
 
 もっとも、サービスを組み合わせるために職員のスケジュールを調整するのは大変な作業だ。担当者の1人である訪問介護看護事業部長の吉田理枝さんによると「確かに大変だが、比較的時間の融通が利く定期巡回などをうまく組み込むことで対応している」のだという。
 
 なお、田尻さんがIT業界出身ということで、ヘルパーの記録ソフトや連絡用のチャットシステム、事務では会計・人事労務ソフトなど、ICTを活用することへの抵抗がなく、積極的に取り入れていることも業務の効率化に貢献している。
 
 教育・研修事業でユニークなのがマンツーマン講座だ。資格を持っているけれどブランクがあってやり方を忘れてしまった人、これから家族の介護を始めようとしている人…

AIが言葉と騒音を分離する補聴器発売 ソノヴァ

AIが言葉と騒音を分離する補聴器発売 ソノヴァ

 補聴器の製造・販売を行っているソノヴァ(スイス)の日本法人ソノヴァ・ジャパン(東京都品川区)は、補聴器ブランドであるフォナックの新製品「オーデオ・インフィニオ・スフィア」を発売した。
 
 独自に開発した世界初となるサウンドプロセッシング専用チップ「DEEPSONIC」と、処理能力を大幅に向上させた「ERA」チップを搭載した。

第52回 オランダで安楽死の現状を垣間見た🆕

第52回 オランダで安楽死の現状を垣間見た🆕

■家庭医との信頼関係のもとで
 10月にオランダを訪問した。オランダは安楽死の“先進国”で、2002年に世界で初めて安楽死を合法化し、さらに昨年、1~11歳の子どもも条件付きで安楽死の対象となった。そんなオランダの現状を聞いてきた。以下は、私が現地で直接聞いた話に基づく。
 
 2019年の安楽死は6361件で、これは総死亡の4.3%というから、今は5%近くになっているだろう。安楽死を選択した理由は、「意味のない苦しみを避ける」が65%である。安楽死の方法は、医師の注射によるものが90%に達する。
 
 オランダには家庭医制度がある。人生の終末をどのように迎えたいか、迎えたくないか、健康な時から安楽死も選択に含めて家庭医と話し合っている人もいる。それを、「安楽死の一般要請」と表現するそうだ。「安楽死トーク」という過程もある(後述)。
 
 家庭医との話し合いの内容は記録され、話し合うたびに変わっていくことも珍しくないし、前回の話し合いで決めたことを撤回してもいい。オランダ在住の日本人にも浸透していて…

1週間無料でお試し購読ができます  詳しくはここをクリック

新着記事は1カ月無料で公開

有料記事は990円(税込)で1カ月読み放題

*1年間は1万1000円(同)

〈新着情報〉〈政策・審議会・統計〉〈業界の動き〉は無料

【アーカイブ】テーマ特集/対談・インタビュー

コラム一覧

【アーカイブ】現場ルポ/医療介護ビジネス新時代

アクセスランキング(12月16-22日)

  • 1位
  • 2位
  • 3位 90% 90%

公式SNS

メディカ出版 医療と介護Next バックナンバーのご案内