JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は高齢者の安全運転を応援する特設サイト「エイジド・ドライバー総合応援サイト」に、「耳」のチェックとトレーニングを新たに公開した。
同サイトでは、すでに「目」と「認知」機能に関するチェックとトレーニングを公開している。専門家監修の下、「チェック」「トレーニング」「ワンポイント動画」で構成。機能チェックを行った後、トレーニングで老化を防止し、専門家がワンポイントアドバイスを行う。免許更新時の高齢者講習に関する情報も提供している。
今回は聴覚と認知機能の間に深い関わりがあるという専門家の知見を基に、聴覚(耳の機能)をテーマとして、聞こえ方の「チェック」と、ナレーションや効果音などの音声を聞きながら行う2種類のゲーム形式の「トレーニング」を公開した。
耳のチェックでは、普段の生活における耳の聞こえ方をチェックする。トレーニングの1つは「ルート案内認識力トレーニング」で、ルート案内の音声を聞きながら画面上の地図を見て、案内通りに進むとどこに到着するのかを覚える。
もう1つは「同じ音探し聴覚認知力トレーニング」で、音の変化や音程、メロディなどを覚え、 選択肢の中から覚えた音と同じ音を探す。
このトレーニングにより、運転に必要な認知機能の維持・老化防止の一助となることをJAFは期待している。