作業着スーツ発祥のボーダレスウェアブランド「WWS」を企画・販売するオアシスライフスタイルグループは、現役医師の監修により制作した新商品「スクラブシャツ」と「スクラブパンツ」を発売した。すでに一部の病院でユニフォームとして採用されている。
スクラブ導入事例:福岡県済生会福岡総合病院救急科
医療現場では、血液や体液が衣類に付着した際にケアがしやすく撥水性がある点や、機能性を重視するとごわつきのある素材になることが多いため、軽量かつ伸縮性がある着心地が良いウエアが求められていた。
そこで、構想から発売まで1年半をかけ、医療従事者が使用しやすい機能性を備えた製品を開発した。
新製品は独自開発素材「ultimex」を使用し、ストレッチ・速乾・撥水・洗濯可・イージーケアの機能性に合わせて、肌触りが柔らかくストレスになりにくい軽さを兼ね備えている。
スクラブシャツは胸ポケットとフロントポケットが計3つあり、胸ポケット内にペンを固定できるペン差しが2つ、左のフロントポケット内に医療用PHSやスマートフォンが入る専用ポケットを設けた。
患者と接触する際に静電気が起こりにくいように両脇の下、裾、袖口、首後ろの計7カ所に放電テープを配置。着脱が容易にできるよう、右肩口をドットボタン仕様となっている。