ヘルスケアベンチャーのMoff(東京都港区)は、豊田地域医療センター(愛知県豊田市)、ひまわりネットワーク(同)、楽天モバイルと、同市の介護予防事業「ずっと元気プロジェクト」に関する新規事業創出で協定を締結し、第1弾として医療機関の健診と連動した「スマホで健康応援プロジェクト(スマ健)」を開始した。...
第14回 2022年の診療報酬改定(下)――財務省の視線
■プラス改定を否定
財務省の議論は、予算編成において医療費予算が特別扱いされていることからスタートする。
各省が毎年8月31日までに「概算要求」を提出するところから、次年度の予算編成作業が始まる。そもそも予算の議論は前年同額からスタートし…
歯科用貴金属材料の緊急改定を承認 中医協
中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)は4月13日、ウクライナ情勢により歯科用貴金属価格が高騰していることを受け、5月に緊急改定する厚労省案を了承した。 支払側委員を中心に反対意見が多数述べられたものの、今回限りということで最終的に承認した。...
第14回 2022年の診療報酬改定(上)――混迷の時代の診療報酬改定
2022年は2年に1度の診療報酬改定の年であり、私のところにも「今回改定に関する所見」を尋ねてこられる方もある。4月から実施されている改定については、各方面で説明の機会が設けられている。
小生が主宰する医療介護福祉政策研究フォーラムでも4月21日に厚生労働省の井内努保険局医療課長を招いて診療報酬改定について講演してもらうこととしている(2012年4月以来、診療報酬改定年には…
尿で健康見える化する実証実験 小林製薬など
ファーストスクリーニング(FSC)、NTTデータMSE、小林製薬の3社は、尿から健康状態を見える化し、健康意識を高めて行動変容を促す実証実験「健康見える化プロジェクトを4月から順次開始する。...
就労アセスメントの制度化で議論 障害者部会
社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)障害者部会は4月8日、就労アセスメントの制度化など、障害者の就労支援について議論した。
就労アセスメントに関しては、12月に取りまとめた中間整理で制度化の検討の必要性が指摘されている。この日の会合では…
第22回 いわゆるかかりつけ医から本来のかかりつけ医へ
新型コロナはかかりつけ医のあり方をつきつけた。私は、いわゆるかかりつけ医ではなく本来のかかりつけ医が必要と痛感している。内閣府主催の「令和3年度 高齢社会フォーラム 第1分科会」でパネリストを務め、このことについて話した。
■患者の社会的問題に目を向ける
「老年学は医療のみで語れるものではない。老齢者自身と…
第21回 ポストコロナの保健所の役割は
1月なかば、保健所連携推進会議東京ブロックの会合に招かれ、保健所に求められる健康危機管理について話した。15年も前から超高齢社会となっている日本で、新型コロナが流行している。このことは保健所の健康危機管理にどう影響しているのか。
■健康危機管理で中核的役割
健康危機管理とは、「医薬品、食中毒、感染症、飲料水その他何らかの…
第10回 わがままハウス山吹のオープンに向けて
2018年8月末にモデル事業の補助対象に選定され、翌19年4月のオープンに向けて具体的な準備を始めました。その主な内容は以下の7項目です。
1)改築
築29年のペンションを、高齢者や終末期の方が暮らしやすく居心地のいい空間するために改築しました。主な内容は、バリアフリー化、エレベーター設置、スプリンクラー設置…
第11回 コロナ感染と薬剤不足と調剤報酬改定
■身近な感染者が当たり前に
3月に入り、とてつもなく激しい勢いで、感染爆発したオミクロン株もピークアウトの傾向が見られるようになりましたが、第6波は本当に身近なところで感染者が出ました。感染は特別なことでなく、日常になってきていると感じています。
私どもの薬局では1月まで1人の感染者も濃厚接触者も出ていませんでした。2月に入って若い社員の小さなお子さんが感染し…
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