第8回 高校2年生に社会保障を教える(3)

2021年 4月 30日

Ⅴ.今後の展望
〈2040年の社会保障〉
 与えられた授業時間も終わりが迫ってまいりましたので、最後のテーマに移ります。
 これからの社会保障はどうなるのでしょうか。政府は2040年の社会保障の姿を推計しています。2040年というのは日本において高齢者数がほぼピークに達する年(将来人口推計では2042年まで高齢者数は増加)であるからです。今後の社会保障について議論する際に……
【筆者紹介】中村秀一(なかむら・しゅういち)
医療介護福祉政策研究フォーラム理事長、国際医療福祉大学大学院教授。厚生労働省老健局長、社会・援護局長、内閣官房社会保障改革担当室長などを歴任。
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第16回 厚生省と厚生労働省の審議会(下)

■厚生労働省の「外部」から
 厚生省(厚生労働省)の審議会では、結論が出ずに「改革」が進まないという事態が生じました。これに対して、外部からの提言がなされることになります。
 古くは1980年初頭の第二臨調が挙げられます。厚生省は、この第二臨調の議論の後押しを得て、従来の審議会では合意形成が困難であった老人医療費無料化の廃止…

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第16回 厚生省と厚生労働省の審議会(上)

 大熊由紀子さん(元朝日新聞記者・論説委員)は、記者を引退してから年に1度「えにしの会」を開催している。「えにしの会」では、毎回、講演やシンポジウムなど盛り沢山のプログラムが実施されてきた。筆者も初期の頃、シンポジスト等として何回か参加したことがあった。
 7月上旬にその大熊さんから、急遽、月末に開催する今年の第22回「えにしの会」(遠隔で実施)の第2部に…

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第15回 少子高齢化・人口減少という現代日本の課題

9)何が問題か
 それでは、もっと子ども・子育て支援にもっとお金をかけなくては、ということになります。これは1975年から2019年にかけての児童家族関係費の推移です(図27)。この間、14倍になっています。特に近年の伸びが著しい。
 2010年に急上昇しているのは、民主党政権での子ども手当の導入です。2014年以降は…

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第15回 少子高齢化・人口減少という現代日本の課題③

6)人口変動の要因
 人口を決めるのは、何でしょうか。人口学が教えるところでは、出生、死亡、移動の3つです。結婚するかどうか、子どもを産むかどうかなどは「行動要因」と言われており、人々の意識や行動によって…

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第15回 少子高齢化・人口減少という現代日本の課題②

3)高齢化の進行
 少子化、人口減少についてはこれくらいとして、高齢化の問題に移ります。これも皆さん、耳にタコができるくらい聞かされているのではないかと思います。
 昨年9月の敬老の日にちなんで発表された統計によると、65歳以上の高齢者人口は 3640万人で…

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