東邦ホールディングスは2月5日からオンライン診療・服薬指導システム「KAITOS(カイトス)」の運用を開始する。
子会社のeヘルスケアが運用する医療機関検索サイト「病院なび」との連携により、患者がオンライン診療を提供する医療機関を簡易に検索でき、そこから予約を行うことができる。
14 パターンの問診票を用意しているほか、クリニック独自の問診票を作成することも可能。患者が「かかりつけ薬局」あるいはオンライン服薬指導が導入されている「近隣薬局」を事前に選択することができる。
また、クリニックで患者が選択した薬局情報が確認できるため、患者情報や処方箋の送信など、クリニック・薬局間でのスムーズな情報連携が行える。近隣薬局で調剤された医薬品は患者宅に直接郵送することができる。
オンライン決済サービスを活用することで、患者がクリニック・薬局それぞれに支払いを行う際、クレジットカードでのオンライン決済が可能。医療機関側の管理画面では、予約者の情報や決済画面、スケジュール、予約人数設定、お知らせ設定など各メニューが簡単に確認できシンプルで使いやすい設計になっている。
医療機関・患者からの問い合わせに対応するため、東邦薬品コールセンターでオンライン診療専用ダイヤルを新しく開設し、薬剤師・管理栄養士など30席以上でさまざまな質問に答えることで、医療機関の負担を軽減する。
栄養相談が必要な患者向けに、コールセンターでの同社管理栄養士による栄養相談サービスも実施する予定だ。