まもるーの(東京都千代田区)は、在宅介護向けの新しい見守りサービス「まもる~のHOME」を4月1日に開始した。
利用者のベッドのマットレス下に設置したセンサーで利用者の睡眠・離床、部屋環境をとらえ、離れた場所にいる家族や介護施設スタッフに知らせる。その情報はクラウド経由で提供され、PCやタブレット、スマホのWEBブラウザから、いつでも・どこでも閲覧できる。
利用者の離床/在床と脈拍・呼吸の状態、部屋の温度・湿度・照度が分かるほか、利用者の睡眠状態をグラフで表示し、生活傾向もつかめる。
利用者の状態変化をあらかじめ設定した値にもとづき、アラートメールで通知する。通知は全9項目あり、細かな設定が可能で、しきい値設定や通知時間帯の設定なども行える。
オプションサービスとして、ALSOK「かけつけサービス」(有償)を利用すれば、もしもの時に家族からの電話連絡で、利用者の自宅へガードマンがかけつけることができる。
さらに、個人でも利用しやすい、介護保険レンタル適用品(福祉用具対象品)(型番:SS-300T)も用意している。
まもるーのは2015年から介護施設向けに、睡眠見守りシステム「まもる~のStation」を販売し、入居者の課題解決や介護スタッフの負担軽減に役立てるよう取り組んできた。
その中で、在宅介護に対しても、同じような課題解決に対するニーズが多く寄せられるようになったことから、クラウドサーバーを利用したまもる~のHOMEを新たに発売した。