WHILLは5月11日、近距離モビリティ「WHILL」の製品ラインアップに、時速6km以下で走行するスクーター型の新モデル「WHILL Model S」=写真=を加え、今秋発売すると発表した。
免許不要で歩道を安定して走行できるため、免許を返納した後や自転車からの乗り換えなどに適した移動手段として提案する。
同社は2014年に発表した初号機「WHILL Model A」を皮切りに、現在は走行性と分解して車載できるなどの特徴がある「WHILL Model C2」、軽量化と折りたたみによる持ち運びなどを実現した「WHILL Model F」の主要2モデルを世界中で展開している。
今回は電動アシスト自転車よりもバランスが取れて安定し、シニアカーよりもスタイリッシュな特徴を持つ同社初となるスクーター型モデルを投入する。
同社は今後、WHILL Model C2、WHILL Model F、新モデルのWHILL Model Sの3種類を取りそろえることで、幅広いニーズに応じた最適な近距離移動の製品とサービスを提供していく。